英アルバム・チャート、アデルが16週目のトップに

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今週の英シングル・チャートは、NE-YO、Afrojack、NayerをフィーチャーしたPitbullの「Give Me Everything」が先週の4位からランク・アップし1位を獲得した。代わって、先週トップだったブルーノ・マーズの「The Lazy Son」が2位に、Lmfaoの「Party Rock Anthem」が2位から3位へランク・ダウンした。

今週、新たにトップ10入りしたのはレディー・ガガの「Judas」のみ。先週の11位から8位にアップした。ガガは今週、「The Edge Of Glory」(6位)とこの「Judas」の2曲がトップ10に登場。トップ20まで見ると「Hair」(13位)、「Born This Way」(16位)の計4曲がチャート・インしている。同時期に4曲をトップ20入りさせたのは、女性アーティストとしては1955年のRuby Murray以来。ほかにこの快挙を成し遂げたのは、フランキー・レインとジョン・レノンだけだという(それより上はマイケル・ジャクソンで、没後、5枚のシングルをトップ20入りさせている)。

アルバム・チャートはアデルの独走状態が続き、『21』が16週目のトップに輝いた。今週、アデルの強力なライバルになると見られていたケイト・ブッシュの『Director's Cut』(過去のアルバム『The Sensual World』『The Red Shoes』を再レコーディングしたもの)は、接戦の末、2位にチャート・イン。3位はアデルの『19』がキープした。

今週はブッシュのほか、フレンドリー・ファイアーズの2nd『Pala』(6位)、オランダのジャズ・シンガーCaro Emeraldの『Deleted Scenes From The Cutting Room』(10位)が新たにトップ10入りしている。

Ako Suzuki, London

◆BARKS洋楽チャンネル
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