『ソングス・フォー・ジャパン』、日本人の力で金字塔を打ちたてよう
東日本大震災チャリティ・アルバム『ソングス・フォー・ジャパン』が、これまでに収益金500万ドル(約4億円)を集めたことは先にお伝えしたとおりだが、ここ日本では日本盤CDが5月4日に発売され、店頭キャンペーンが各地で行なわれた。
◆『ソングス・フォー・ジャパン』画像
5月4日、店頭キャンペーンは東京山野楽器本店、タワーレコード渋谷店、SHIBUYA TSUTAYA、銀座ソニービル、大阪タワーレコード梅田NU茶屋町店で行なわれたが、好天に恵まれ多くの音楽ファンが興味を持って商品やパンフレットに目を通していたという。歩行者天国で賑わう銀座山野楽器本店では、大規模な店頭での告知キャンペーンと即売を実施しており、当日の新聞出稿を見て買いにきたという方や、チャリティなのでと一人で3枚も買っていく方々など長蛇の列で大盛況となった。
「5月4日のCD発売日には店頭販売で行列が出来るほど大変多くのお客様にお買い求めいただいております。年齢層も20代~80代までと幅広く、お買い上げいただく方々からは「このCDを買えば寄付になるんですよね?」とのお言葉を多数いただいております。私共といたしましても、いま出来ることは何か?を考えたとき、このCDを1枚でも多く販売させていただくことが東日本大震災で被災された方の支援へ繋がると思い、「音楽の力」を胸に全力で販売させていただいております」──山野楽器本店宮原氏
連休を挟んで初めての出荷日となった5月6日には、レコード会社に2万枚を超えるバック・オーダーが全国各CDショップから殺到しているという。近年の洋楽CDとしては異例の勢いを見せており、5月6日時点で日本でのCD売上枚数は13万枚を突破した。5/4付オリコン・デイリーランキングでは洋楽チャート1位。総合チャートでは2位を記録する(1位:安室奈美江、3位:徳永英明、4位:東方神起)など、音楽を通じた支援の輪が広がっている。
日本をこよなく愛し、またチャリティの趣旨に賛同した海外アーティスト37組によるヒット曲や名曲、「癒し」「励まし」「愛」をテーマにした素晴らしい楽曲の数々を収録…。是非この作品こそ、対訳を見ながら音を聞いてもらいたい作品だと、レーベル担当者も語る。日本盤CDには全70ページの曲目解説・英詞・対訳が掲載された日本版ブックレットが付属しており、スーパースター達が愛する日本へ向けて送るメッセージの数々、「音楽の力」を感じることのできる曲の数々を確認することができる。
「音楽を聴くことがチャリティへつながる」という、素晴らしきプロジェクトに、是非あなたも参加してほしい。『ソングス・フォー・ジャパン』という世界から集まった思いやりの結晶を、我々日本人で、奇跡の金字塔となるような記録的な販売枚数に育て上げようじゃないか。
◆『ソングス・フォー・ジャパン』特設サイト
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