デイヴ・グロール、「神がかりの天才」はカート・コバーンに捧げる

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4月に発売されるニュー・アルバム『Wasting Light/ウェイスティング・ライト』の一部を次々とオフィシャル・サイトで公開しているフー・ファイターズだが、先日公開された1stシングル「Rope/ロープ」は、公開と同時に米ローリング・ストーン誌の“Current Hot List(最新のホットリスト)”上で最も注目される曲として1位にランキングされ、「強烈な野獣のごときシングル」と称された。

◆フー・ファイターズ画像

「ロープ」の公開と同タイミングで、2月23日NMEアワード授賞式典にて『神がかりの天才賞(Godlike Genius Award)』を受賞したデイヴ・グロールだが、会場ではポール・マッカートニー、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジャック・ブラックたちから、祝福のコメント映像が寄せられたようだ。

ステージに上がったデイヴはトロフィーを手にすると、式典が行なわれたブリクストン・アカデミーでのライヴ公演を共に観に行ったニルヴァーナのメンバーとの思い出を語り、「この賞を亡きカート(コバーン)に捧げる」とコメント。また、受賞に際してフー・ファイターズとしてのパフォーマンスを求められると、「実際に神がかった天才であるロジャー・ダルトリー氏と共演するのはどうかな?」と本人を迎い入れ、ザ・フーのヒット曲「ヤング・マン・ブルース」を共演したという。

続いてバンド自身の楽曲による熱いパフォーマンスを繰り広げ、場内は新しい神がかりの天才の誕生に大いに沸いたようだ。

◆「ロープ」試聴サイト
◆フー・ファイターズ・オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
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