BARKS LIVE[10周年感謝祭]after meeting

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BARKS LIVE[10周年感謝祭]

after meeting 2010.7.11 Zepp Tokyo

座談会 Page-03

「BARKSには今と同じ“熱”を持ち続けていてほしいね。俺たちもこのまま、ブレずに進んでいくことを約束するからさ」J

T$UYO$HI:俺がいろんな雑誌とかWEBとかに言いたいのは、「良くなかったものについては良くなかったと言って欲しい」ということ。

J:自虐が続いてる(笑)?

T$UYO$HI:いや、たとえば俺は、増田さんに「今日のライヴ、良かったよ」とか「誰々の新譜、良かったよ」と言われれば、実際良かったんだろうなと思うわけですよ。増田さんが自分の基準でモノを言ってるんだってことがわかってるから。だけど「すぐWEBにアップしなくちゃいけないから」とか「雑誌で好意的に扱わなきゃならないから」みたいな理由で、一生懸命いいところを探して、無理矢理「良かったよ」みたいなことを書くのは、俺は違うと思ってて。結果、その人のそれまでの発言の信憑性もなくなるわけじゃないですか。その媒体の記事、その人の発言だからこそ信じる人というのがたくさんいるわけだから、俺はその媒体、その人のなかでの基準というのを崩して欲しくないなと思う。

――それは正論だと思います。僕ら自身も、BARKSをはじめとする各媒体にとっても、肝に銘じなければならないことだと思う。

逹瑯:実際、正直に言ってくれるライターさんもいるし、そういう人に対してはこっちも正直になれるし。だから自分でも「今日のライヴ、イマイチだったな」と思った日にはその人に会うのがちょっと嫌だったりとか(笑)。楽屋で会ってみたら「あ、やっぱりそういう顔してるよね?」みたいな(笑)。

K:ああ、わかるわかる!

逹瑯:「言いたいことはわかってるから、もうそれ以上言わないで!」みたいな(笑)。

――重要なのは、誰もが自分の基準でモノを言うべきだってことですよね? 何か他の都合に合わせようとするんじゃなくて。

逹瑯:うん。結局は正直であればいいってことだと思うんですよ、単純に。俺はWEBのいいところって、間違いがわかったらすぐにでも訂正できるところだと思うんですね。紙媒体だと、直せないじゃないですか。だけどWEBの場合は、記事がアップされたあとで「ここはちょっと思い違いをしてたな」みたいなところがあれば、「ごめんなさい。最初に書いたときはこう思ってましたけど、今はこう思います」って書くことができる。そういう正直さこそ信じられるというか。でも、とにかくBARKSには今回みたいなイベントを、これからも続けていって欲しいですね。

T$UYO$HI:うん。とにかく1日も早く、第2回をやって欲しい。

逹瑯:第2回、第3回って続けていってもらって、「第1回、こんなにすごかったんだ」って言われるようであって欲しいところもあるんだけど、逆にそれを超えて「こんなにすごいことになってるんだ? また出させてくれよ」と俺らに言わせるようであってほしい。

T$UYO$HI:そのときは絶対、リベンジさせてもらう。

J:その話に戻るんだ(笑)? でも、とにかくBARKSには今と同じ“熱”を持ち続けていてほしいね。俺たちもこのまま、ブレずに進んでいくことを約束するからさ。

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