[クロスビート特選ニュース] ペニーワイズがアレサナのツアーバスで大暴れ

ポスト

夏のパンクの風物詩<Warped Tour>のデンバー公演後に、ペニーワイズのメンバーがアレサナのツアーバスに乗り込んでメンバーやスタッフに暴行し、バスを損壊したとして逮捕された。

釈放後、ギタリストのフレッチャー・ドラッグがオルタナティヴ・プレス誌に語ったところによると、事の発端はペニーワイズ側が友人のバスと全く同型のアレサナのバスを間違えたことだった。バスが無人だったため、ペニーワイズのメンバーらは友人が戻ってくるまでそこで待つことにしたが、そこにアレサナのマネージャーが登場。バスから出て行くよう注意するも、ペニーワイズ側がこれを拒否したため揉み合いに発展してしまった。最終的にペニーワイズのメンバーは駆けつけた警察官により逮捕されたが、双方に怪我人はいなかった。

フレッチャーは「酔っていて自分たちが間違った場所にいることに気付いていなかった。俺たちはアレサナのことを知らなかったし、彼らに対してネガティヴな感情を持っていたこともない。完全に自分たちに非がある」と、インタビューを通じアレサナ側に謝罪。アレサナ側も公の場で誠意ある謝罪をしてくれたことに感謝するとのコメントを発表し、告訴を取り下げた。

最後にフレッチャーは「ツアーが終わったら彼らと一緒にビールを飲んで、今回のことを笑い飛ばしたいよ」とコメント。今後は友好的な関係を築いていきたいという意志を示した。両バンドは2011年2月にオーストラリアで開催されるフェスティバル、サウンドウェイヴに出演が決まっている。

◆クロスビート最新号(オフィシャルサイト)
この記事をポスト

この記事の関連情報