吉川晃司、仮面ライダーを見ている子供たちに「路上で真似しちゃダメだよ」

2010.5.22 20:14

『仮面ライダーW』挿入歌「Nobody's Perfect」ミュージックビデオ撮影に関して、吉川晃司への囲み取材の模様は以下の通り。

── 今回の楽曲のテーマと歌った感想を教えてください。

吉川晃司：テーマは番組のテーマに沿って脚本を見せてもらいながら作りました。フィリップと翔太朗が自分たちの前に現れた壁を一つ乗り越えて一回り成長する。そんな2人をおやっさんが「心配ないぜ　行け」と言って協力するような感じです。

── 今回の件で田崎監督から何か依頼などのはありましたか？

吉川：最初に映画で出演させていただいた時に、『仮面ライダーW』の最も言いたい事など、いろいろお話したので、今回挿入歌を書くにあたって特別に、というよりも、フィリップと翔太朗が階段を上る時に背中を押してあげられるような曲にして欲しいというような依頼でした。

── 吉川さんご自身が思い入れのある仮面ライダーはありますか？

吉川：一番思い入れのあるのは1号と2号ですね。スナックにはあまりこだわらなかったですけど、ラッキーカードが当たってアルバムが届くのが楽しみでした。仮面ライダーは永遠のヒーローですね。

── ミュージックビデオで鳴海壮吉を演じていかがでしたか？

吉川：今日の撮影はまだ半分も終わっていないくらいですけど、とても楽しいです。監督が結構厳しくて、若い出演者と同じペースでアクションの撮影が進むのでちょっとつらいです。でも、楽しいですね。

── 仮面ライダーを見ている子供たちにメッセージをお願いします。

吉川：“路上で真似しちゃダメだよ”って事ですかね（笑）。今の時代に意思決定する事が苦手になっているけど、そうじゃない“恐れずにすこしづつでも自分で決めて進んでいくんだよ。”という事を伝えたい。そして明日の日本を背負って元気な人になって欲しい。

── 実際にこの曲が挿入歌で使われたシーンをご覧になっていかがでしたか？

吉川：事前に見せていただいたのですが、すごくいいシーンで使ってもらいました。本当にありがたかったです。歌手冥利に尽きます。とても満足しています。

── 最後に全国の仮面ライダーファンのみなさんにメッセージをお願いします。

吉川：仮面ライダー世代の仮面ライダーファンとして、プレッシャーを感じながら頑張りました。