AI、デビュー10周年第一弾シングルで安室奈美恵との最強コラボが実現

2010年、デビュー10周年を迎えるAIが、アニバーサリー・イヤーの第一弾シングルとして超強力な一発を日本のミュージックシーンに繰り出す。なんと、安室奈美恵をフィーチャリングアーティストに迎えての新曲だ。

◆AIの最新アーティスト画像（安室奈美恵とも）

3月31日にAIがリリースするシングル「FAKE」は、これまでSUITE CHIC「Uh Uh……feat. AI」（2003年）や、ZEEBRAの「Do What U GottaDo feat. AI, 安室奈美恵 ＆ Mummy-D」（2006年）で共演はあるものの、AI名義では初となる安室奈美恵とのコラボレーション。

その注目楽曲「FAKE feat. 安室奈美恵」は、「何よりPVで一緒に踊りたかった」というAIの考えのもとに制作された、エネルギッシュでアッパーな作品。歌詞はAIが担当しており、男にフラれた女の子が「あんなヤツ、こっちから懲り懲りだよ！」とガールズトークを繰り広げているような内容となっている。

「女性がフラれた内容の方が面白いんじゃないかなと思って。アムロッティーに限ってこんなことあり得ないでしょ。あり得ないことだから逆に面白いんじゃないかなと思って、あえてフラれる歌詞にしたの。」── AI

また、そんな歌詞について安室は、「そうですね。確かに新鮮でしたね。けど、前向きでシャレてて強くて、歌ってみてとても気持ちよかったです。」とコメントしている。安室の言うとおり、歌詞の中には、強い言葉が並ぶとともに、AIの敬愛するマイケル・ジャクソンの楽曲や安室奈美恵の作品の中でもひときわアッパーでクールなあの曲のタイトルが出てきたりと、ファンなら思わずニヤリとしてしまいそうな遊び心も練り込まれている。

AIと安室奈美恵という日本屈指の実力派女性アーティスト同士の、ある意味“日本最強”ともいえるコラボ作品「FAKE」。しかしながら、「AIちゃんの期待に応えられているかどうか…？ 自分のレコーディングより緊張しますね（笑）」と安室が語るように、制作時にはかなり緊張した模様。とはいえ、そんな安室に対してAIが、「レコーディングも早いし、振付もすぐ覚えるし、プロ中のプロだなと思った。無敵なんじゃないかって思うくらいパワーが溢れてる人だよね」と語れば、安室もAIを「AIちゃんの魅力は歌とパフォーマンスのカッコよさ。熱いヴァイブスを持ったAIちゃんが大好きです！」と互いに絶賛。そんなふたりの作品だけに、これは期待通り、いや期待以上の仕上がりになっていると思って間違いないようだ。

なお、このシングルにはカップリングとして、AIが家族に対するパーソナルな想いを綴ったというドラマティックなミディアムナンバーの「Family」も収録。まさに早くもAIの10周年を象徴するような一枚となっている。

「10周年イヤーだし、2010年は今まで以上に暴れます！ 今までやってきたこと、今の私がやれることを全部出しちゃおうかなと思ってる。フィーチャリングもいっぱいやろうと思ってるしね。だから楽しみにしててください！ 絶対に素通りさせませんから！」── AI

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