野中 藍、「アイレンジャーはみんなに守られる女の子」

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野中 藍の初にして“最強”ベスト盤『アイレンジャー』が2010年1月27日にリリースされる。これまでに発売したシングルを中心に、新曲2曲を含む全17曲を自らがセレクトしたというこのアルバムに、あいぽんはどんな想いを込めたのか。また、“アイレンジャー”は何を守り、何のために戦うかなど、野中本人が自ら語った。

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── まず、ベストアルバムを作ると聞いた時の率直な感想をお聞かせください。

野中 藍:世間がベストブームだったので、“あ、私もブームに乗るんだ~”って(笑)。それと、ベストアルバムとしてまとめられるくらい、そんなにたくさん歌ってきたんだなと感慨深い気持ちでした。

── 全17曲が収録されていますが、選曲の基準は何だったんでしょうか?

野中:ベストアルバムということで、「ラジオのリスナーさんやファンの方から、リクエストとか投票してもらうっていう方法もあるな~」って考えたんですね。でも、一票でも(票を)入れてもらえたら、もうその曲を切りたくなくなっちゃう(笑)。なので、「私が選べば誰も文句は言わないだろう!」と思って、自分で選ぶことに決めました。

── 17曲中2曲は新曲ですね。「みんなのうた」はロックテイストから合唱までボリューム満点ですが、最初に聴いた時の印象はいかがでしたか?

野中:「長っ!」と思いました(笑)。同時に、すごくいろんな音が入っていて、壮大で最長で、ベストっぽい曲だなぁということで、いくつかの候補の中からこの楽曲を選びました。

◆新曲「みんなのうた」PV映像

── 「長っ!」ということですが、実際に歌われてみていかがでしたか?

野中:やっぱり長かったです(笑)。でも、ロックっぽいところから入ってって、途中しっとりして、そこから「ラララ~♪」の合唱にいって、またロックで明るく終わる感じがとても気に入ってます。レコーディングでは、「ラララ」のところを、ライヴ会場でみんなで合唱するイメージで歌いました。

── もうひとつの新曲「ファイト!!」は、ファンにもおなじみのウクレレ曲です。

野中:のんびりとしたウクレレらしい音色の曲で、私が作詞させていただいたんですが…でも、ただのんびりっていうだけでもないんです。2009年は、アニメの作品などいろんなイベントでファンの方と直接お会いする機会が多かったので、そういう時に「僕はイベントで藍ちゃんの声援が一番大きく聞こえるくらいに頑張るよ」とか「受験勉強、頑張ります!」とか、みなさん前のめりで戦ってる方が多いんだなという印象を受けたんですね。なので、応援ソングじゃないですけど、ウクレレの音色と合わせて「まったりのんびり戦っていこう」っていうメッセージを込めた詞にしてみました。
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