ガイ・リッチー監督、レコード・レーベルを設立

マドンナの元ご主人、ガイ・リッチー監督がレコード・レーベルを立ち上げた。彼の最新作『Sherlock Holmes』のサントラにも参加しているバンドと初契約を交わしたそうだ。

レーベルの名Punchbowl Recordingsは、リッチー監督がオーナーのパブPunchbowlから取られた。デビューするバンドの名もThe Punchbowl Band。同パブでライヴ演奏をしていたイン・ハウス・バンドだ。

レーベル設立にあたり、リッチー監督は「音楽業界に進出するのはエキサイティングだ。厳しい世界だと思う。でも、バンドがオーディエンスとコネクトするのを直に見てきた」とコメントしている。

Punchbowl Recordingsは、大手ユニバーサルの傘下。「トラディショナルなアイリッシュ音楽」だというバンドのデビュー・アルバム『Journey』が3月1日にリリースされる。ちなみに4人のバンド・メンバーはすでに初老。それだけ、演奏に巧味も渋味もあるようで、『Sherlock Holmes』のアフターショウ・パーティでパフォーマンスした際にウィリアムス王子やスティング、ジュード・ロウ、ジャスティン・ティンバーレイクなどを魅了したといわれている。ジャスティンは彼らとのジャム・セッションを「女性なしでこんな楽しい思いはしたことない」と話したそうだ。また、ポール・マッカートニーの娘でデザイナーのステラ・マッカートニーや『Sherlock Holmes』の主演俳優ロバート・ダウニー・Jrがすでにプライベート・パーティのため、彼らを押さえているという。

ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウ出演の『Sherlock Holmes』は、日本では3月12日より公開される。

Ako Suzuki, London