レオナ・ルイス、『アバター』の世界を美しく描き出す「I See You」PV映像
ジェームズ・キャメロン監督最新作『アバター』は、日本を除く世界各国で一足早く公開され、12月18日~21日の3日間で約2億3200万ドル(約210億円)を叩き出し、アメリカ/イギリス/ドイツ/フランス/オーストラリア/韓国等106ヵ国で初登場1位を樹立。日本では23日に全国831スクリーンで公開され、そのうち1作品の3Dのスクリーン数としては史上最多である283スクリーンで3D上映を行なっている。初日の興行としては、4億円に迫る驚異的な大ヒットスタートを切り、トータル100億円超えも射程圏内となり、日本での洋画興行収入記録である『タイタニック』の262億円を超える可能性も十分にみえてきた。
そんな折、本作のエンディング・テーマソングを歌っているレオナ・ルイスの新曲「I See You/ アイ・シー・ユー(アバター・愛のテーマ)」のプロモーションビデオが解禁となった。本作の舞台となる息をのむほどに美しい衛星パンドラの世界観と、レオナの透明感溢れる歌声とのコラボレーションが堪能できるこの映像は、予告編でも観ることができない本編の一部映像が満載となっている。
◆レオナ・ルイス「I See You/ アイ・シー・ユー(アバター・愛のテーマ)」プロモーションビデオ
『アバター』は、新開発のデジタル技術を駆使したその映像美に注目が集まりがちだが、キャメロン監督は「『アバター』は究極のラブスローリー」と語る。その言葉を裏付けるように、このPVにおいても、レオナの涙と感動を誘うバラードにのせて、歌詞同様に2人の恋愛が描かれている。
最先端科学が生んだ自らの分身「アバター」を得た主人公ジェイクが、パンドラの先住民ネイティリに命を助けられ、時間を共にしていくうちに彼女に惹かれていく。人間側のスパイとしてパンドラへ行ったジェイクが、人間とナビィ族との狭間で葛藤しながらひとつの決断を下していく様子が美しい映像と歌声によりスクリーンで観るのとはまた違った角度からその魅力を伝えているようだ。このPVの監督がジェームズ・キャメロンではなく、ビヨンセやブリトニー・スピアーズ、シャキーラなどを手掛けているジェイク・ナヴァであることも、大きく作用しているのだろう。
なお『アバター』はそのエンディング・テーマソングのみならず、音楽のすばらしさも特筆だ。スケールの大きなアクションを盛り上げるクラッシック・シンフォニーの要素と、人々を別世界へ運ぶようなサウンドを組み合わせたのが、『エイリアン2』『タイタニック』でもキャメロン監督とタッグを組んだジェームズ・ホーナーである。
レオナ・ルイス「I See You/ アイ・シー・ユー(アバター・愛のテーマ)」が収録された『アバター』オリジナル・サウンドトラックも現在発売中。映画とともにご注目を。
『アバター』オリジナル・サウンドトラック
WPCR-13728 2,580円(税込)