宮崎あおい、「初めてのレコーディングでとても緊張しました」

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すでに報道されているとおり、青春音楽映画『ソラニン』のメインテーマに「ソラニン」、エンディングテーマに「ムスタング(mix for芽衣子)」という、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの新曲2曲が決定。「ソラニン」は、主人公:芽衣子を演じる宮崎あおいが歌う。

◆宮崎あおい、アジカンのムスタングをムスタングで 〜写真編〜

「ムスタング」は、もともと大好きだったという原作にインスパイアされ制作した作品。そして「ソラニン」は、原作者浅野いにおの詞に曲を載せて新たに書き下ろした作品だ。劇中では主人公芽衣子(宮崎あおい)とその彼氏種田(高良健吾)が熱唱しており、「二人の想いをつなぐ歌」として重要な意味を持つ楽曲でもある。一方の「ムスタング」も本作エンディングテーマ「ムスタング(mix for芽衣子)」として新たにMIXされ、映画を盛り立てている。

まったくの偶然か、当然のセッティングなのか、劇中で芽衣子が持っているギターは、ソニックブルーがさわやかなムスタング。なかなか気の利いた選択が、ギターマニアの心をちょっぴりくすぐってくれたりもする。ピックを持つ右手のぎこちなさも逆に可愛いところだ。

「初めてのレコーディングでとても緊張しましたが、ASIAN KUNG-FU GENERATIONさんが作って下さった「ソラニン」を歌って演奏することができてとてもよい経験になりました。種田が何を想っていたのかが、ASIAN KUNG-FU GENERATIONさんのソラニンを芽衣子が歌うことで、観て下さる皆さんに届くのではないかと思います。ASIAN KUNG-FU GENERATIONさん、ありがとうございました。」──宮崎あおい

「『ソラニン』の登場人物たちには否応無しに感情移入してしまいます。彼らと同じような大学生活を送り、ぼんやりとした不安に包まれたまま社会に放り出されて、「ロストジェネレイション」なんて呼ばれている世代の我々。それがそのまま描かれているように思えて、何度読んでも私のセンチメンタルは加速します。「ムスタング」は『ソラニン』を読んで、自分の内側から湧き出た叙情を歌にしたものです。「ソラニン」と同時進行の、私なりの想い。反対に、「ソラニン」は作品そのものの中に潜り込んだつもりで旋律を紡ぎました。」──ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文 (vo&g)

メインテーマ「ソラニン」を芽衣子(宮崎あおい)が歌うシーンを含む予告編も、まもなく紹介する予定だ。お楽しみに。なお、映画『ソラニン』の劇中音楽を手掛けているのはent、すなわちストレイテナーのホリエアツシである。

映画『ソラニン』
OL2年目で仕事に嫌気がさし、自由を求めて会社を辞めた芽衣子。音楽の夢をあきらめきれず、フリーターをしながらバンド活動を続ける種田。不透明な未来に確信が持てず、お互い寄り添いながら、東京の片隅で暮らすふたり。だが、芽衣子の一言で、種田はあきらめかけた想いを繋ぐ。夢を追いかけ、ある思いを込めて、仲間たちと「ソラニン」という曲を書き上げる種田。二人はその曲をレコード会社に持ち込むが、反応のないま日々は過ぎていく。そんなある日、種田がバイクで事故にあってしまう。遺された芽衣子は…。
原作:浅野いにお「ソラニン」(小学館ヤングサンデーコミックス)
監督:三木孝浩(第1回監督作品)
脚本:高橋泉『ある朝スウプは』
音楽:ent
出演:宮﨑あおい 高良健吾 桐谷健太 近藤洋一(サンボマスター) 伊藤歩 ARATA 永山絢斗 岩田さゆり 美保 純 / 財津和夫
製作:「ソラニン」製作委員会
企画:アスミック・エース エンタテインメント、IMJエンタテインメント
制作:IMJエンタテインメント
配給:アスミック・エース
2010年日本/カラー/2時間6分/ヴィスタサイズ/ドルビーデジタル
(C)浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治
◆『ソラニン』公式サイト
2010年4月、全国ロードショー

◆「アーティスト「ent」の正体は、ストレイテナーのホリエアツシ」
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