アーティスト「ent」の正体は、ストレイテナーのホリエアツシ

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2010年4月全国ロードショーとなる映画『ソラニン』は、小学館ヤングサンデーコミックス「ソラニン」を原作にした切なく胸に鳴り響く青春恋愛映画だ。ここでは主演の芽衣子役に宮崎あおいが出演、本作でギターを弾き、歌を歌っているという。

そして、映画『ソラニン』の劇中音楽を手掛けているのが、アーティストent。今回、三木監督からの熱いラブコールに応え、サウンドトラックを担当したentとは、ストレイテナーのホリエアツシのことだ。

◆アーティスト「ent」の正体は、ストレイテナーのホリエアツシ ~写真編~

これまで、バンド活動とは一線を画した活動を行なってきたentは、かたくなにその素性を隠し通してきていたが、本作の劇中音楽を手掛けたことを切っ掛けについにその正体を明らかにした。entとしては、2010年2月に1stアルバムのUS盤リリースも予定されている。

ソラニンに描かれているのは、今の何処にでもいる平凡な若者たち。その平凡な理想と青春、現実と社会の中で揺れ動く心の葛藤は、平凡だからこそのリアリティがあります。原作を読んだときには、もう一歩感情移入できなかった登場人物たちにも、生身のキャスト陣が見せる生きた表情と強いチームワークに、原作以上にストーリーの中へ引き込まれました。単純な答えや感動では言い表せない、深い作品です。──ent(ホリエアツシ)

遠い昔に見た光の記憶のような きらきらとしているのにどこか懐かしい。entさんのアルバムを初めて聞いた時、僕がソラニンの映画に求めていた音楽がまさにそこにありました。たゆたう二人の物語にそっと寄り添う痛さと美しさを内包したガラス細工のような音楽。今回、entさんにサントラをお願い出来たことを本当にうれしく思います。──三木孝浩監督

映画『ソラニン』
OL2年目で会社を辞めた芽衣子。音楽の夢をあきらめられないフリーターの種田。不透明な未来に確信が持てず、お互い寄り添いながら、東京の片隅で生きるふたり。だが、芽衣子の一言で、種田はあきらめかけた想いを繋ぐ。夢を追いかけ、ある思いを込めて、仲間たちと「ソラニン」という曲を書き上げる種田。ふたりはその曲をレコード会社に持ち込むが…。
原作:浅野いにお「ソラニン」(小学館ヤングサンデーコミックス)
監督:三木孝浩(第1回監督作品)
脚本:高橋泉『ある朝スウプは』
出演:宮崎あおい 高良健吾 桐谷健太 近藤洋一(サンボマスター) 伊藤歩
製作:「ソラニン」製作委員会
企画:アスミック・エース エンタテインメント、IMJエンタテインメント
制作:IMJエンタテインメント
配給:アスミック・エース
(C)浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治
◆『ソラニン』公式サイト
2010年4月、全国ロードショー
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