ジョン・メイヤー、最新作『バトル・スタディーズ』完成

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ジョン・メイヤーの最新作『バトル・スタディーズ』が11月17日(日本発売12月2日)にコロンビア・レコーズから発売される。7つのグラミー賞を手にしている彼の、4枚目となるこのスタジオ・アルバムは、ジョン自身とスティーヴ・ジョーダンの共同プロデュース作品であり、批評家筋から絶賛を浴びた2006年『コンティニュアム』以来、3年ぶりの新作となるものだ。

1970~80年代のカリフォルニア・ロック/ポップの温もりとメロディとシンプルさを織り交ぜた『バトル・スタディーズ』は、告白調で肩の力が抜けていて、かつ解放感溢れるアルバムであるという。レコーディングはカリフォルニアの一軒家で行なわれた。ジョンは6ヵ月にわたってそこに住み込んでアルバムを制作し、仕上げの作業はロサンゼルスのキャピトル・スタジオにて行なった。



ジョン・メイヤーは、時代劇に取り組む映画監督のようなスタンスで、音楽と向き合っていると語る。「『コンティニュアム』がR&Bとソウルに根差していたとすれば、『バトル・スタディーズ』では、トム・ペティやフリートウッド・マックやニール・ヤングのタイムレスさを意識しながら曲を綴ったのさ。メロディとメッセージは簡潔で、シンプルであるからこその効率性を伴う直感的なものなんだ」と新作を語っている。普遍的なテーマを描く作品から、ギタリストとしての卓越した腕を遺憾なく披露した「クロスローズ」まで、そして「ハーフ・オヴ・マイ・ハート」ではゲストに、テイラー・スウィフトを招き、作品に華やかさを与えている。

『バトル・スタディーズ』を引っさげて、ジョン・メイヤーは2010年早々に北米ツアーを行なうという。2009年末にはジョン・メイヤー・トリオ(ジョン・メイヤー、スティーヴ・ジョーダン、ピノ・パラディーノ)の貴重な公演がサンディエゴのコプリー・シンフォニー・ホールとラスベガスのハード・ロック・ホテル&カジノ内ザ・ジョイントにて行なわれる予定となっている。是非とも来日を願いたいところだ。

『Battle Studies/バトル・スタディーズ』
12月2日発売予定
SICP-2452 2,520円(税込)
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