島谷ひとみ、10周年にKiroro「長い間」

ポスト
1999年7月28日に「大阪の女」でデビューした島谷ひとみは、2009年で10周年。このメモリアルを記念したベストアルバム『BEST & COVERS』の中に、島谷ひとみにとって10年越しの夢だった、Kiroroの名曲「長い間」のカヴァーを収録することがわかった。

◆島谷ひとみの最新画像

1998年にリリースされたKiroroのメジャーデビューシングル「長い間」は、同年、120万枚を越えるセールスを記録。この曲がリリースされた頃、島谷はデビューに向けて上京し、合宿所生活を送りながら夢のデビューに向けてレッスンに励んでいた。つまり、島谷にとって「長い間」は、レッスン生時代を振り返った時に必ず浮かんでくる思い出深い曲。そして、このデビュー前の1年間が今の自分、そして10周年に繋がっていると思うと、このアルバムでカヴァーしたいという気持ちが強くなり、今回、直接Kiroroにオファーを持ち掛けたのだという。

レコーディングは、2009年6月10日都内スタジオにて。この日、Kiroroのピアノ・金城綾乃とのレコーディングを楽しみにしていた島谷は、2時間前からスタジオに入るほど気持ちが高ぶっていた。そして感動の対面。金城が島谷の歌を何度も聴いてレコーディングに臨む姿勢にさらに感動したという島谷。レコーディングでは、意見交換をしながら本人達が納得するまで、約3時間に渡って作業が行なわれた。まさにKiroroと島谷ひとみの夢のコラボ。それは島谷ひとみにとっても、10年越しの“夢”であった。

“私たちKiroroのデビュー曲「長い間」が島谷さんの歌声でまたCDになるということ、とても光栄です。たくさんの方々の耳に心に響いて残っていってほしいと願っています。”── 玉城千春

“島谷さんの澄んだ透明な声。Kiroroとはまた違う「長い間」が誕生して、たくさんの皆さんに届けられるように、私も心を込めてピアノを弾かせてもらいました。レコーディングは島谷さんの声を感じながら弾きました。たくさんの方に「長い間」が愛されますように♪”── 金城綾乃

“デビュー前の不安と期待の中、聴いていた自分にとって思い入れの深い曲をベストアルバムに入れさせて頂きました! 10年間の想いがつまったこの曲をカヴァーできて、また、Kiroroの金城さんにピアノを弾いて頂いた事がとても嬉しく思いました。”── 島谷ひとみ

今回リリースされるベストアルバムは、10周年の節目として、島谷ひとみを形成している2つの要素と魅力がつまっている。ひとつは、「どんな曲も歌いこなす事」をコンセプトに、様々なジャンルの曲に挑戦したオリジナルベスト。2つめは他のアーティストの曲をアレンジし、曲に新たな魅力を吹き込んだカヴァーベスト。今までの島谷ひとみ、これからの島谷ひとみを実感することのできるこのベストアルバム『BEST & COVERS』は、島谷ひとみが11年目に1歩踏み出した、2009年7月29日にリリースだ。

◆島谷ひとみ オフィシャルサイト
◆iTunes Store 島谷ひとみ(※iTunesが開きます)
この記事をポスト

この記事の関連情報