ポール・ロジャース、クイーンとのコラボを終了
ステージでは実質上、クイーンのシンガーとしてパフォーマンスしていたロジャースだが、名義からもわかるようにクイーンに加入したわけではなく、取り決めは永続的なものではなかったそうだ。ロジャースはBillboard.comにこう話している。「現在のところ、僕らはこれからは手を引いてるよ。僕の(クイーンとの)契約は、ザ・ファームでのジミー(・ペイジ)とのものに似てた。永久的なものではないってことだ」
しかし、ロジャースはこの先、またジョインする可能性はあるとも続けている。「扉は開いてる。たとえば、チャリティなんかのために声をかけられたら…。やりたいって思っているよ」
クイーン+ポール・ロジャースのプロジェクトは2004年後半、UKの音楽殿堂入りの式典をきっかけにスタート。2008年にはアルバム『The Cosmos Rocks』もリリースされた。来日公演も行なっている。
ポール・ロジャースはこの夏、バッド・カンパニーとして北米ツアー行なう。これには、オリジナル・メンバーのミック・ラルフス(G)、ドラマーのサイモン・カークも参加。6月17日から7月4日まで10公演を行なう。いくつかの日程では、ドゥービー・ブラザーズも参加するそうだ。
Ako Suzuki, London
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