メタリカ、ロックの殿堂入りにべーシスト3人が勢ぞろい

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2001年にメタリカを脱退したジェイソン・ニューステッド(B)が、今週末(4月4日)開かれるロックの殿堂入りセレモニーでバンドにジョインするが、ニューステッドによると、彼だけでなく、初代べーシストのロン・マクガヴニー、そして1986年に事故で亡くなった2代目クリフ・バートンの父も招待されているという。

ニューステッドは『Rolling Stone』誌にこう話している。「ジェームズ(・ヘットフィールド)、ラーズ(・ウルリッヒ)、カーク(・ハメット)、それに3人のベーシスト(ニューステッド、マクガヴニー、現メンバーのロバート・トゥルージロ)が殿堂入りする」

ニューステッドは、ラーズから電話があり招待を受けたという。「彼から電話もらって嬉しかったよ。彼とは長いこと、話してなかった。だから彼の声が聞けて、よかったよ」

これまでのメンバーが勢ぞろいする中、初代ギタリストのデイヴ・ムステイン(現メガデス)だけは出席しないそうだが、ニューステッドはその理由をこう推測している。「俺の決定じゃない。バンドが決めたことだ。厳格なルールがあるんじゃないかな…。正式にリリースされたメタリカの曲をレコーディングした奴だけが、殿堂入りに招待された。そんなとこじゃないかな」

ロックの殿堂入りセレモニーは4月4日にオハイオ州クリーブランドで開かれる。今年はメタリカのほか、ジェフ・ベック、リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズ、RUN D.M.C.、ボビー・ウーマックが殿堂入りする。

Ako Suzuki, London
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