ブルース・スプリングスティーン、ゴールデン・グローブ主題歌賞受賞

ポスト
オバマ次期大統領の“YES WE CAN”と同様、アメリカの夢と希望、未来へ向けてのヴィジョンを持つメッセージであり、夢は待ってるだけではダメで“努力して掴むんだ”という強い意志を込めた、全ての夢を叶えようと努力し続ける人々への力強いメッセージ『ワーキング・オン・ア・ドリーム』。

1月28日発売となるそんな新作『ワーキング・オン・ア・ドリーム』にボーナストラックとして収録されている「ザ・レスラー」が、ミッキー・ローク主演映画「ザ・レスラー」の主題歌として第66回ゴールデン・グローブ賞の“主題歌賞”を見事獲得した。主演のミッキー・ロークも主演男優賞を獲得し、2冠受賞という素晴らしい結果となっている。

ブルースとミッキー・ロークは長年の友人であり、お互いのファンでもある。ブルースはロークがどん底だったときも、友人を常に気にかけてて連絡を取りあっていたという。友人のこの新作映画の話を聞いたとき、ブルースからすぐさま電話、すぐにロークは脚本を送るとブルースは2008年前半の欧州ツアー中にこの曲を書き下ろし、「自由に使ってくれ」とすぐさま提供したのだ。

監督も「映画とローク演じる主人公の精神を見事にとらえていて、聴くたびに胸が詰まる」と語るほどの新たな名曲となった。

映画「ザ・レスラー」は、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。80年代にセクシーな魅力で人気の頂点を極めるもののその後低迷、中年の悲哀漂うプロレスラー役に自らの人生を重ね合わせた演技が絶賛されたのがミッキー・ローク。人生の光と影を見事に表現したこの人間ドラマで完全復活を遂げた。12月17日のアメリカ先行公開では4館でスタート。週末のスクリーンアベレージで2007年のアカデミー賞作品賞(主要3部門)を受賞した「ノーカントリー」($43,797)などを上回り驚異の$50,679を記録(2008年全米公開作品中第3位)。アカデミー賞(1/22ノミネート発表)の期待も高まるところだ。
◆ブルース・スプリングスティーン・マイスペース
この記事をポスト

この記事の関連情報