知って得するカラオケ情報Part-1<採点ゲームの攻略法>
年末年始にむかってカラオケ需要も多くなるこの季節、第一興商から「マジですか?」と大興奮の秘密情報をゲット、皆さんへ伝授進ぜよう。採点ゲームの攻略法、世代別・盛り上がる曲ランキングなど、知って得するカラオケ情報が満載だ。今回はPart-1として、採点ゲームの攻略法を出し惜しみなく大公開だ。
<採点ゲームの攻略法>
どうしたら高得点を取って、皆の前でスターになれるのか? 採点方法、採点の対象項目、得点を上げるために“留意すべき5箇条”を紹介し、高得点を取るための採点ゲーム攻略法をお教えしよう。
◆基本的な採点方法は?
総合得点は、ある特定の時間を歌い終えた時点からリアルタイムに算出される。採点は、減点方式と加点方式のミックスで、歌い始めに基準点があるわけではなく、ある程度歌唱を続けると機械側で判断したその時点での点数が表示される仕組みになっているのだ。
◆採点のポイントは?
採点の評価基準は、7つだ。(1)音程、(2)リズム、(3)抑揚、(4)しゃくり、(5)ロングトーンの上手さ、(6)ビブラートの上手さ、(7)こぶし、の7ポイントである。
これらの採点ポイントは、元の曲を忠実に再現せずに自分の好きな風にアレンジして歌っても加点の対象となり、中でも、“リズム”“抑揚”“ビブラート”の上手さが総合得点に大きく影響するとのこと。
(1)音程
原曲のメロディラインを外さずに正確に歌えたかを分析する。きちんと歌っているつもりでもなかなか正しい音程で歌いきるのは難しいもの。まずは原曲のメロディを覚えて正しく歌えるように練習することが最も大事だ。
(2)リズム
曲に合わせて一定のテンポを保つこと。リズム感は頭で考えるものではなく身体で覚えるもの。伴奏をよく聞いてリズムに乗って歌うことに心がければ、まずは大きく前進するはず。
(3)抑揚
声の大きさに強弱をつけて歌う技術。抑揚を意識して歌うと、とても感情を込めた歌い方に聴こえるもの。マイクからの入力信号のメリハリが点数に影響を与えているのだ。
(4)しゃくり
低い音程から滑らかに本来の音程までずり上げる技術です。音を一つ一つ拾うだけではブツギレ感が出てしまいますが、しゃくりを使えばなめらかなフレージングを演出することができる。
(5)ロングトーンの上手さ
1回の息で同じ高さの音を長い時間発することです。音程がフラつかないことが重要。
(6)ビブラートの上手さ
音程を上下に揺らす技術です。腹式呼吸で声が胸について響いてくると自然に音程上ほとんど狂いがないような揺れが声に出てくる。ビブラートのきいた揺らぎのある音を聴くと心地良く感じ、より感情が伝わる演出効果があるわけですね。
(7)こぶし
基本となる旋律の中で、音を細かく動かす装飾音的な節回し。演歌のみならず、J-POPでもこぶし的な節回しは入っており、意外にも重要な採点ポイントとなるとのこと。
ロボットのように音程とリズムに忠実であれば高得点になるものだと思っていませんでした? いえいえ、これほどの要素を加減算しての判定が行なわれているんですね。要するに、“歌の上手い人”の点数が高得点になるように、複雑な計測ロジックが働いているということです。
◆よくある質問
Q1.「歌の途中で曲を切ったら、採点はされない?」
⇒ あまりにも短いと採点はされません。また、3分の2未満で切ると大きな減点対象となります。
Q2.「キーの上げ下げは採点に影響があるのか?」
⇒ 影響しません。自分に合ったキーで歌うことがベスト。原曲キーにこだわりすぎると痛い目見そう…。
Q3.「エコーは採点に影響があるのか?」
⇒ 影響しません。エコーで本領発揮できるなら、ぜひ活用しましょう。
Q4.「歌詞のない部分のアドリブは加点対象?」
⇒ 加点対象にはなりません。アドリブしすぎて、歌詞がある部分で疲れて歌えなくなったりするとマヌケ。
Q5.「途中2人で歌った場合、ハモリは加点対象となるのか?」
⇒ 加点対象となりません。
Q6.「曲によって、音程重視、リズム重視など得点配分は変わるのか?」
⇒ 変わりません。どの曲も採点項目を平均的に意識して歌うようにしましょう。
◆総論!高得点を取るための留意すべき5箇条はこれだ
さあ、これであなたも高得点キング・オブ・カラオケマスター!健闘を祈る♪
<採点ゲームの攻略法>
どうしたら高得点を取って、皆の前でスターになれるのか? 採点方法、採点の対象項目、得点を上げるために“留意すべき5箇条”を紹介し、高得点を取るための採点ゲーム攻略法をお教えしよう。
◆基本的な採点方法は?
総合得点は、ある特定の時間を歌い終えた時点からリアルタイムに算出される。採点は、減点方式と加点方式のミックスで、歌い始めに基準点があるわけではなく、ある程度歌唱を続けると機械側で判断したその時点での点数が表示される仕組みになっているのだ。
◆採点のポイントは?
採点の評価基準は、7つだ。(1)音程、(2)リズム、(3)抑揚、(4)しゃくり、(5)ロングトーンの上手さ、(6)ビブラートの上手さ、(7)こぶし、の7ポイントである。
これらの採点ポイントは、元の曲を忠実に再現せずに自分の好きな風にアレンジして歌っても加点の対象となり、中でも、“リズム”“抑揚”“ビブラート”の上手さが総合得点に大きく影響するとのこと。
(1)音程
原曲のメロディラインを外さずに正確に歌えたかを分析する。きちんと歌っているつもりでもなかなか正しい音程で歌いきるのは難しいもの。まずは原曲のメロディを覚えて正しく歌えるように練習することが最も大事だ。
(2)リズム
曲に合わせて一定のテンポを保つこと。リズム感は頭で考えるものではなく身体で覚えるもの。伴奏をよく聞いてリズムに乗って歌うことに心がければ、まずは大きく前進するはず。
(3)抑揚
声の大きさに強弱をつけて歌う技術。抑揚を意識して歌うと、とても感情を込めた歌い方に聴こえるもの。マイクからの入力信号のメリハリが点数に影響を与えているのだ。
(4)しゃくり
低い音程から滑らかに本来の音程までずり上げる技術です。音を一つ一つ拾うだけではブツギレ感が出てしまいますが、しゃくりを使えばなめらかなフレージングを演出することができる。
(5)ロングトーンの上手さ
1回の息で同じ高さの音を長い時間発することです。音程がフラつかないことが重要。
(6)ビブラートの上手さ
音程を上下に揺らす技術です。腹式呼吸で声が胸について響いてくると自然に音程上ほとんど狂いがないような揺れが声に出てくる。ビブラートのきいた揺らぎのある音を聴くと心地良く感じ、より感情が伝わる演出効果があるわけですね。
(7)こぶし
基本となる旋律の中で、音を細かく動かす装飾音的な節回し。演歌のみならず、J-POPでもこぶし的な節回しは入っており、意外にも重要な採点ポイントとなるとのこと。
ロボットのように音程とリズムに忠実であれば高得点になるものだと思っていませんでした? いえいえ、これほどの要素を加減算しての判定が行なわれているんですね。要するに、“歌の上手い人”の点数が高得点になるように、複雑な計測ロジックが働いているということです。
◆よくある質問
Q1.「歌の途中で曲を切ったら、採点はされない?」
⇒ あまりにも短いと採点はされません。また、3分の2未満で切ると大きな減点対象となります。
Q2.「キーの上げ下げは採点に影響があるのか?」
⇒ 影響しません。自分に合ったキーで歌うことがベスト。原曲キーにこだわりすぎると痛い目見そう…。
Q3.「エコーは採点に影響があるのか?」
⇒ 影響しません。エコーで本領発揮できるなら、ぜひ活用しましょう。
Q4.「歌詞のない部分のアドリブは加点対象?」
⇒ 加点対象にはなりません。アドリブしすぎて、歌詞がある部分で疲れて歌えなくなったりするとマヌケ。
Q5.「途中2人で歌った場合、ハモリは加点対象となるのか?」
⇒ 加点対象となりません。
Q6.「曲によって、音程重視、リズム重視など得点配分は変わるのか?」
⇒ 変わりません。どの曲も採点項目を平均的に意識して歌うようにしましょう。
◆総論!高得点を取るための留意すべき5箇条はこれだ
さあ、これであなたも高得点キング・オブ・カラオケマスター!健闘を祈る♪
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