ビージーズ、あんなにヒットしておいて映画は見ていなかった

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映画『Saturday Night Fever』に使用され世界中で大ヒットした「Stayin' Alive」だが、その曲の作者/パフォーマーであるビージーズのメンバーは、同映画をまともに見たことがないそうだ。

ロビン・ギブはBBCラジオ4でこう話している。「見るに耐えられないってわけじゃない。ただ、落ち着かないんだ」彼は、1977年に開かれたプレミアの席でさえ、映画上映後30分で外に出たと告白している。

ビージーズのキャリアでターニングポイントとなったサントラだが、その成功には複雑な思いがあるようだ。兄のバリーは以前、有り難くもあり迷惑でもあったと話したことがある。「クレイジーで奇妙な時期だった。電話に出ないようにしてたのを覚えている。家の壁をよじ登ろうとしてた人たちがいたこともね。それが終わったときには、ほっとしたよ」

『Saturday Night Fever』のサントラには、「Stayin' Alive」のほか、「How Deep Is Your Love」「Night Fever」「More Than A Woman」「Jive Talkin」「You Should Be Dancing」など数多くのビージーズのトラックが収録されている。「Stayin' Alive」は当初、シングル・リリースの予定がなかったものの、映画の予告編で流れているのが話題となりシングル・カットされることになったといわれている。
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Ako Suzuki, London
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