デヴィッド・ギルモア、ライトを追悼しフロイドの曲をプレイ

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BBCの音楽番組『Later...With Jools Holland』に出演したデヴィッド・ギルモアが、先週亡くなったピンク・フロイドのキーボードリスト、リック・ライトを追悼し、ライト作の曲「Remember A Day」をパフォーマンスした。

同トラックは、フロイドの2ndアルバム『Saucerful Of Secrets(日本語タイトル:神秘)』(1968年)収録。ギルモアがバンドにジョインする直前にレコーディングされた。オリジナル・ヴァージョンでは、ライト本人がヴォーカルを取っている。

同番組には当初、ライトも一緒に出演するはずだった。が、3週間前に「プレイできない」と(携帯電話に)テキスト・メッセージが届いたという。彼の死後、ギルモアは同トラックをプレイすることを決めたそうだ。

ギルモアは1965年に初めてライトに出会ったときの印象をこう語っている。「すごくシャイで寡黙だった」また、ライトのフロイドへの貢献についてはこう話した。「彼の生み出すサウンドが、すべてのピンク・フロイドの要素をつなぎ合わせていた」「つかみどころのない特質を持っていた。ソウルとでも呼んだらいいのかな。それが全てをつなぎ合わせる役目を持っていたんだ。無くなったとき、それに気づくはずだ」

ギルモアはまた、ライトがバック・ヴォーカルに参加した「The Blue」(ギルモアの2006年のソロ・アルバム『On An Island』収録)もパフォーマンス。「彼は控えめだが、とても才能があり、いい奴だった。彼を失って、僕らは本当に悲しい」と追悼した。

『Later...With Jools Holland』は今週金曜日(9月26日)午後11時35分よりBBC2で放送される。

Ako Suzuki, London
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