スライ&ロビーが青山テルマの「そばにいるね」をカヴァー
■スライ&ロビー、レディ・トラフィックの写真
今回、ニュー・アルバムを制作するにあたり、日本の作品を数多く聴いたスライ&ロビーは、青山テルマの「そばにいるね」に注目。彼ら自身のニュー・アルバムにはもちろん、彼らが新たにプロデュースするジャマイカの女性3人組ボーカルユニット、レディ・トラフィックのデビュー・アルバムにも別ヴァージョンを収録することを決定した。
同曲のカヴァーについて2人は、「日本側で作られたインターナショナルなイントロから、ジャマイカ(レゲエ)に変わる、絶妙な展開ですね。本当に楽しみです」(ロビー)、「世界的な大ヒットを期待してます」(スライ)と話している。
スライ&ロビーによる「そばにいるね」は、この曲の作詞作曲を手掛けたSoulJaが英語詞を新たに書き下ろし、レディ・トラフィックが歌を担当。今回、ラップで参加したSoulJaは、「自分が作曲した曲がスライ&ロビーがカヴァーしたいってこと自体がうれしかったし、しかも歌詞も頼まれて、マジうれしいっすね。曲のできあがりも最高でヤバいでしょ! さすがスライ&ロビーですよ!」と喜びのコメントをしている。
また、同曲は現在イギリス、韓国、中国、台湾、香港サイドからもカヴァー申請が殺到。「もともと青山テルマのために書いた曲で、国内での反響だけでもびっくりしていて。さらにワールドワイドに歌われる事にまだ実感がわかない…ホントびっくりです」と、SoulJa自身も驚いているようだ。
「そばにいるね」のカヴァーは、9月3日に発売されるスライ&ロビーとレディ・トラフィックのアルバムにそれぞれ収録される。また、8月1日より着うた(R)配信がスタートする。
日本発のワールドミュージックとして、「そばにいるね」が全世界で話題になる日も近いかもしれない。
【スライ&ロビー】
1970年代半ばにこの名義で活動をはじめて以来、最も幅広く、長く活動しているジャマイカ発のレゲエのリズムセクション&プロデュースチーム。これまで制作に携わった楽曲は、20万曲にものぼると言われる。1990年代から2000年代にかけて、ダンスホールとヒップホップ、R&B、ラテン音楽を革新的に融合させる一方、ジャマイカの音楽シーンから離れ、ボブ・ディラン、ミック・ジャガー、ローリング・ストーンズ、グレイス・ジョーンズ、シンプリー・レッド、スティング、カルロス・サンタナなど、多くのポップスの楽曲制作に参加している。グラミー賞の常連アーティストでもある彼らは、自身の名義でリリースしたアルバム『フレンズ』が第41回“ベスト・レゲエ・アルバム賞”を受賞、昨年、一昨年に発売したアルバムも“ベスト・レゲエ・アルバム”(第49回、第50回)にノミネートされた。2008年にはポール・マッカートニー、マドンナ、ブリトニー・スピアーズなどのアーティストからもリミックスの依頼を受けている。
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