フォール・アウト・ボーイ、世界記録挑戦を断念

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南極でパフォーマンスし世界記録を樹立する予定だったフォール・アウト・ボーイだが、天候が好転せず、南極行きを断念せざる得なくなった。バンドは南極まで飛行機でたった90分というチリで、およそ100時間足止めを食らっていた。

南極でのパフォーマンスは当初、火曜日(3月25日)に予定していたが、その日は悪天候のため南極へ向かう全てのフライトがキャンセルされた。バンドは翌日、翌々日に望みを託したが、天気は好転せず、あきらめることにしたという。

ベーシストのピート・ウェンツは、相当ガッカリしているようだ。彼は、MTVにこう話している。「もんのすごくガッカリしてるよ…。クレイジーだ。せっかくいいアイディアを思いついたのに実行できないなんて、ほんとにガッカリだよ。とくに、こんな近くにいるっていうのに。こんなサイテーな気分は、フォール・アウト・ボーイ始まって以来だ。2時間しか離れてないんだぜ」

フォール・アウト・ボーイは、南極でのギグが実現していれば、“9ヶ月未満で世界7大陸全てでパフォーマンスした初のバンド”としてギネス・ワールド・レコーズから認定されるはずだった。南極への旅には、MTVのほかギネス・ワールド・レコーズのスタッフも同行していた。

バンドやマネージメントは、フライトがだめなら船ででもと考えたそうだが、南極の天候は相当悪いらしく無理だった。チリ到着から4日後の木曜朝(27日)、とうとう中止が決まったそうだ。

Ako Suzuki, London
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