コールドプレイ“簡潔なアルバム”のため曲を絞り込む

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現在、新作をレコーディング中のコールドプレイ。完成までもう数ヶ月かかるそうだが、すでにどの曲を収録するかで議論が勃発しているそうだ。数多くの曲を作ったといわれる彼らだが、“短く、簡潔なアルバム”にするため曲を厳選しているようだ。

オフィシャル・サイトcoldplay.comに掲載された最新のメッセージによると、新作は9曲程度を収録し42分を超えない作品にしたいという。曲を選ぶのは「サッカー・チームを決めるようなもの」だそうだ。「個々の才能じゃないんだ。全体のつながりと統合力だ。より大きな図式。最初から最後まで聴けるアルバム」

現在のところ「Lost!」「Cemeteries Of London」「Violet Hill」「Poppy Fields」「42」「Yes!」「Leftrightleftrightleft」「Rainy Day」の8曲が候補に挙がっているそうだ。だが、この選択方法だと「いい曲があったとしても作風に“合わない”という理由でボツにしなくてはならない」のが問題点だとも語っており、この先、変更される可能性はある。

コールドプレイの4枚目のアルバムとなる今作には、この新キャッチフレーズ“簡潔”のほか“ブライアン・イーノ”、そして“スペイン”などのキーワードが登場している。これらの言葉だけではどんなサウンドになるのか見当もつかないが、すでに最高傑作との声も上がっており楽しみだ。

Ako Suzuki, London
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