コールドプレイ、新作はヒスパニックの香り

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コールドプレイの新作は、ラテンアメリカの影響を受けているそうだ。ブライアン・イーノをプロデューサーに迎えているともいわれている今作。イーノ+ヒスパニックで一体どんなサウンドが誕生するのだろうか。

NME.COMによると、Prospektと名乗るバンド関係者は、コールドプレイのオフィシャル・サイトのブログでこう報告しているという。「このアルバムがラテンアメリカ、そしてスペインの影響を受けているのは間違いない。バンドは今年初め、アルゼンチン、チリ、ブラジル、メキシコなどを訪れ、その後、クリス・マーティンはスペインでレコーディングすることを思いついた。サウンドと歌詞はヒスパニックのテーマを強く反映し始めている」

といっても、スペインのミュージックがそのまま反映されているわけではないらしい。「マラカスやカスタネットを使ってるわけじゃない。でも活気や色彩に富んだところは、ブエノスアイレスやバルセロナの雰囲気に負うところが大きい」

バンドは最近、「バルセロナの教会でヴォーカルのレコーディングを終えたばかり」だという。

一部の報道では、バンドはすでにロンドンのスタジオで25もの曲のレコーディングを済ませていたが、その大半に満足できず新たにやり直すことを決めたともいわれている。

彼らの新作のリリースはまだ先のことになりそうだが、来月末リリースされるカニエ・ウェストのニュー・アルバム『Graduation』にマーティンをフィーチャーしたトラック「Homecoming」が収録されている。

Ako Suzuki, London
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