minju、「愛コメ(愛をこめた唄)/青空」インタビュー

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■インタヴュー

──まずminjuちゃんがどんな女の子なのかを教えて。韓国ではどんな生活を送っていたの?

minju:韓国では高校まで過ごしたんです。性格はすごく強がりだけど泣き虫ですね。高校までは、自分が興味あること、やりたいことばかりやっていました。テスト前に勉強しろとお母さんに言われても、興味ない分野はまったくやらなかったですね。その頃から、自分の思うことを表現したい、何かの表現者になりたい。音楽ならできるので歌手になりたいと思っていました。

──歌手の活動を日本でしようと思ったのはなぜ?

minju:私は日本語がもともと好きで、韓国で日本語を勉強していたんです。それに日本には音楽の専門的な学校も多いし、音楽をやるには韓国よりも環境がいい。好きな日本語を使って歌手の活動ができたらいいなと。日本の音楽でとくに好きだったのはドリカム(Dreams Come True)とかプリプリ(Princess Princess)とか。有名な曲をいっぱい聴いて、たくさん刺激を受けましたね。

──まだ十代の女の子が日本に来るって大変なことだけど、家族や友達の反応は?

minju:母はすごく賛成してくれたんです。日本語がちゃんとできるようになったら行ってもいいよって。それで日本語の能力試験に合格したので、OKをもらいました。韓国では、みんなが大学に行かないといけないという雰囲気があるので、友達からは“なんで大学じゃなくて日本なの?”と言われたけど。でも、“夢があっていいね、がんばって”と応援してくれました。

──日本に来て東京のヴォーカルスクール(TSM/東京スクールオブミュージック専門学校)に入学することは韓国にいるときに決めていたの?

minju:そうです。プリプリの渡辺さん(渡辺敦子)が講師をやっていたからです。日本の音楽を調べていたときに、韓国では珍しいんですが、日本には有名な女性だけのバンドがたくさんあるのを知ったんです。その中でもすごく好きになっていつも刺激を受けていたバンドがプリプリなんです。だから、渡辺さんが講師をやっているのを知って、絶対そこで習いたいと思っていたんです。

──来日してから今までの2年間はどんなことをしていたの?

minju:スクールに通いながら、いろいろなオーディションをいっぱい受けて、あとはバイト。その繰り返しですね。バイトはファーストフードとか居酒屋とか。けっこう大変でしたけど、知らなかった敬語とかもいっぱい習うことができて勉強になりました。

──今回デビューが決まったときの気持ちは?

minju:最初はすごくうれしかった。でも、これからのほうがつらいこともあるだろうし、頑張らないといけないなと気合が入りました。これで終わりになっちゃいけないから。

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