ブリット・アワーズ、欲しくもないお土産に税金?

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ブリット・アワーズは、プレゼンターを務めた、もしくはパフォーマンスしたアーティストに豪華なお土産を配ったが、なんとそれに税金がかかる可能性が出てきた。税金を払うのは、あげた方ではなくもらった方。欲しいものが入っていたとも限らないのに、なんとも理不尽な話だ。

femalefirst.co.ukによると、ブリッツ主催者は、UGGブーツ、ダマリスのシルクの下着、任天堂のWiiなどが入ったおよそ1万5,000ポンド(約350万円)相当のギフト・バッグをプレゼントしたそうだ。そして国税庁はそれを見逃さなかった。もらった方に、最高6,000ポンド(約140万円)の税金を請求するかもしれないという。

国税庁のスポークスマンは、こう話している。「受け取り人の職種や仕事に関係するのであれば、ギフトであろうとも税金がかかります。ですから、もしブリッツがプレゼンターやパフォーマーだけにお土産を渡したのであれば、受け取ったほうは税金を払わなくてはなりません」

ブリッツの主催者は、こんなことになるなんて考えてもいなかったようだ。関係者は「アーティストは金持ちかもしれないが、頼んでもいないものに6,000ポンドも支払わなきゃいけないなんて、とんでもない話だ。主催者はそんなこと知りもしなくて、恥ずかしい思いをしてるよ」と話している。

お国は違うが週末行なわれたアカデミー・アワーズは、課税の対象になることを予め税務署から通知されていたため、お土産を配るのを中止したそうだ。

今年のブリット・アワーズでは、オアシス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、キラーズ、スノウ・パトロールなどがパフォーマンスしている。ありがた迷惑とは、正にこのこと?

Ako Suzuki, London
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