マニック・ストリート・プリーチャーズ、活動を再開

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マニック・ストリート・プリーチャーズがこの春、ニュー・アルバムをリリース、活動を再開する。昨年はそれぞれのソロ活動に忙しかった彼らだが、「バンドのことはおろそかにしてない」という言葉は本当だった。

'04年の『Lifeblood』以来、8枚めのスタジオ・アルバムになるこの作品『Send Away The Tigers』は、5月リリース。同時期にUKツーを行なう。ベースのニッキー・ワイヤーによると「スプリングスティーン並みのロング・セット、ワーキング・クラスの荒々しさ、メイキャップにパンクのバカ騒ぎ」を織り込んだショウになるという。

アルバムの正式なトラック・リストはまだ発表されていないが、昨年出演したチャリティ・ギグでプレイされた「I'm Just A Patsy」「Autumn Song」のほか、「Imperial Bodybags」「Your Love Alone Is Not Enough」「The Second Great Depression」「Underdogs」「Rendition」「Winter Lovers」「Send Away The Tigers」などが収録されるといわれている(wikipedia参照)。

ニュー・アルバムは前作よりロック色が濃くなっているようだ。ワイヤーはレコーディング中、「ガンズ・アンド・ローゼズがプレイする『The White Album』のようなサウンドになった」と話している。また彼は、ザ・カーディガンズのシンガー、ニナ・ぺルソンとコラボしたいとも話していたが、それが実現したのかは現在のところ不明。

マニックスのUKツアーは5月8日にスタート。ロンドンでは、フォーラム(29日)、アストリア(30日)、シェファーズ・ブッシュ・エンパイア(31日)の3会場でパフォーマンスする。

この夏は、さまざまなフェスティヴァルでの活躍も期待できそうだ。

Ako Suzuki, London
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