全米No.1のゴッドスマック、“フォー”の意味

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約3年ぶりとなるオリジナル・スタジオ・アルバム『IV』をリリース、前作『Faceless』に続いて全米No.1を獲得したゴッドスマック。シンプルなそのタイトルには“4作目”以上の重要な意味が含まれているという。

ドラマーのシャノン・ラーキンはLive-Metal.netのインタヴューで、タイトルの決定にはボストン出身の、バンドのセキュリティを務める男がきっかけになったと話す。

ラーキンは「ボストンでは“four”を“fou”と発音するんだ……楽屋をうろついて、集まってる女の子たちを10段階評価していた。……1、2、3、5、6はなく、いつも10か4だった。面白いことに、セキュリティの男は4本の指を立てて、それ以上何も言わず、みんなが大笑いしたこともあった。さらに面白いのは、彼が女の子を二人連れてきてこう言ったんだ。“4(fou)が2人でも8にはならないぜ!”って。アルバムも4枚目だし、みんなが“Fou!”って感じだった。……『Led Zeppelin IV』『Foreigner IV』など、無数の“IV”がある。ぴったりだと思って決めたんだ」と語った。

彼はまた、ツアーはパイロを使った「最大のショーになる」とし、ライヴでは「Livin in Sin」「Speak」「One Rainy Day」といった曲が気に入っているとも話している。

『IV』からの1stシングルは「Speak」。アルバムは最新のビルボード200チャートで、テイキング・バック・サンデイの『Louder Now』、ブルース・スプリングスティーンの『We Shall Overcome: The Seeger Sessions』を凌いで初登場1位を飾った。バンドは7月に来日する。

T.Kimura
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