全米チャート：50セント及ばず、ベスト盤ほか注目

最新のビルボード200アルバムズ・チャートでカントリースター、ケニー・チェズニーの『The Road and the Radio』が１位に輝いた。Nielsen SoundScanによると、売り上げは47万枚で、彼にとって４作連続のトップ獲得となった。２位が５０セントの半生を描いた『Get Rich or Die Tryin'』のサウンドトラック。同名のアルバムが'03年に全米No.１を獲得している。リリース１週目のセールスは31万7,000枚だった。先週１位だったコンピレーション『Now！ 20』は３位へ後退した。

４位にはニール・ダイアモンドの『12 Songs』が登場、７位にフロエトリーの２ndアルバム『Flo'Ology』（日本盤12/7発売予定 ユニバーサル　インターナショナル）がランクインした。また、ケリー・クラークソンの『Breakaway』（10位）がチャート在位50週目を迎える。

注目作品としては、ビースティボーイズの『Solid Gold Hits』（42位）、リンプ・ビズキットの『Greatest Hitz』（47位）、ユーリズミックスの『Ultimate Collection』（116位）といったベスト盤が登場したほか、マーズ・ヴォルタのライヴ盤『Scab Dates』（76位）やブライアン・セッツァー・オーケストラのクリスマスアルバム『Dig That Crazy Christmas』（167位）といった作品がチャートインした。

T.Kimura