コールドプレイ、No.1獲得にピンチ

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コールドプレイのニュー・シングル「Speed Of Sound」に強力なライバルが出現した。No.1間違いないと考えられていた同曲だが、このままでは1位獲得は難しいかもしれない。

その強力なライバル・ソングとは、もともと携帯の着メロ用にアレンジされたクレイジー・フロッグの「Axel F」。『The Sun』紙によると、発売1週目にしてすでに15万枚が売れており、今年最大のヒットとなる可能性もあるという。

CDリテーラーのHMVはこう話している。「音楽ファンとしては、クレイジー・フロッグがコールドプレイより売れるなんて嬉しくないかもしれない。でも、別に驚くことじゃない。子供たちが(同曲を)キュートでクールだと思ってるのは間違いないし、学生やサラリーマンまでもこのキッチュで皮肉っぽい曲を気に入っているようだ。問題は、レーベルが需要に追いつくほどの枚数を用意できるかだ」

クレイジー・フロッグの「Axel F」は、エディ・マーフィー主演の映画『Beverly Hills Cop』で使われたハロルド・ファルターメーヤ-のカヴァー曲。ドイツのバンド、ベース・バンパーズがミックスし、カエルのアニメ・キャラをフィーチャーしたテレビCMで人気に火がついた。オリジナルは20年前、チャートの2位を獲得。今回チャートの1位を飾るとすれば、着メロとして初のNo.1獲得となる。

Ako Suzuki, London
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