トラヴィスのフラン、スーダンを視察

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バンド・エイド20に参加したトラヴィスのフロントマン、フラン・ヒーリィが、今週末から1週間の予定でスーダンへ視察旅行に出かけた。飢餓に苦しむスーダンの人々を救済しようと発足したバンド・エイド。ヒーリィは、同国の実情を目にする。

ヒーリィは現地で、難民キャンプから戻った人々に会ったり、チャリティ団体Save The Childrenが彼らに食糧を分配するのに立ち会うといわれている。Save The Childrenのスポークスマンによると、ヒーリィはバンド・エイド20をきっかけに、アフリカで起きている悲劇をもっと世界に知って欲しいと思うようになったという。

ヒーリィは、今回の旅行を決めた理由をBBCにこう話している。「バンド・エイドのレコーディングの意義が伝わってないって思ったんだ。メディアは、参加するミュージシャンのことだけを取り上げて騒いでるだけだ。だから、何が起きてるのか、金がどんなことに使われるのか、誰かが現地に行ってきちんと伝えなきゃいけないって思ったんだ」

Save The Childrenの統計によると、スーダン南部では92%の人々が貧困に苦しんでおり、10人に2人の割合でしか子供が格好に通えない状態だという。

Ako Suzuki, London
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