故エルヴィン・ジョーンズの追悼盤CDは、兄ハンクとの共演作

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5/18、心不全で他界したジャズ・ドラマー、エルヴィン・ジョーンズ(享年76歳)。彼の追悼盤CDがリリースされることとなった。タイトルは『コラボレーション/ザ・グレイト・ジャズ・トリオ』で8/18にリリースされる。

このアルバムはエルヴィン・ジョーンズのラスト・レコーディングとなった音源から未発表テイク曲ばかりを集めたものとなる。主な曲は「サマータイム」「枯葉」「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」などでスタンダードを中心とした全10曲収録。構成メンバーは、実兄ハンク・ジョーンズ(ピアノ)、リチャード・デイヴィス(ベース)、そしてエルヴィン・ジョーンズで、兄のハンクは90年代のパナソニックのCMで「What's New」を演奏、出演し、「ヤルモンダ!」とにっこり笑っていたピアニストでもある(写真は『コラボレーション/ザ・グレイト・ジャズ・トリオ』のジャケットで、ハンク(左)とエルヴィンのツーショット)。

10曲目ラストには、ハンクの新録のピアノソロで「メモリーズ・オブ・ユー」が収録。ほかにも彼がエルヴィンへの、弟として、ミュージシャンとしての想いを綴ったものもライナーに掲載される。
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