ポール・マッカートニー、“50年以上行方不明のベースを探せ!”プロジェクトが始動

(C)Mary McCartney
ポール・マッカートニーがザ・ビートルズ初期に購入したヴァイオリン・ベースを探そうと、<The Lost Bass>なるプロジェクトが始動した。マッカートニーは1961年にドイツでHofnerのベース・ギターを購入。愛用していたが、8年後、紛失してしまったそうだ。
Hofnerのマーケティング・マネージャー/エレクトリック・ギター開発者であるNick Wass氏は、最近、マッカートニーと会話中、このベースについて問われたのを機に、本格的に調査してみようと思いついたという。
<The Lost Bass>プロジェクトの公式サイトによると、マッカートニーはハンブルクのトップ・テン・クラブやリバプールのキャバーンでのライヴ、さらにアビー・ロード・スタジオでの初期のレコーディングでこのベースをプレイしており、「Love Me Do」や「She Loves You」「Twist And Shout」などでその音色を聴くことができるそうだ。1969年1月、ロンドンで “Get Back/Let It Be”セッションを行っていた時期に消え、以来ずっと行方不明だという。
Wass氏らは、この「史上最も重要なベース」を探し出したいと情報提供を求めている。詳細は、プロジェクトの公式サイトthelostbass.comまで。
同サイトでは、ベースやそれを弾くマッカートニーの写真を多数公開しているほか、ベースの特徴、ヒストリーなどを紹介している。
Welcome to The Lost Bass Project – the global search for Paul McCartney’s original Höfner bass. Between 1961 and 1969 this bass changed the world. Today it’s the Holy Grail of Rock and Roll. Follow the trail. And help trace the bass. Visit https://t.co/4eZFkyULMv @tracingthebass pic.twitter.com/VauQW8G9bB
— TracingTheBass (@TracingTheBass) September 2, 2023
Ako Suzuki







