がんと闘病中のアンディ・テイラー「新たな治療で寿命が5年延びた」

昨秋、デュラン・デュランがロックの殿堂入りした式典でステージ4の前立腺がんと闘っていることを明かしたギタリストのアンディ・テイラーは、新たに取り入れた治療法が効き、寿命が5年延びたという。
アンディはがんを公表した後、The Cancer Awareness Trustの創設者であるサー・クリス・エヴァンス教授から、核医学治療で用いられているルテチウム-177を薦められたそうだ。先週、英国公共放送BBCの朝番組『Breakfast』にゲスト出演した彼は、6週間前に1回目の投与を終えたと明かし、「(薬は)正常な細胞はそのままで、骨のステージ4のがんを消滅させる。その効力により僕の命は5年延びた」と報告した。
エヴァンス教授は、この治療を続けることでアンディの寿命はさらに延びるだろうと楽観視していると、BBCに話している。
アンディは昨年11月、米ロサンゼルスで開催されたロックの殿堂の式典に出席することができず、フロントマンのサイモン・ル・ボンが読み上げた書簡を通じ、病について公表した。当時は「(式典の)数日前、立ち上がることもプレイすることもできなかった」ほど弱っていたという。デュラン・デュランの元バンド・メイトたちにがんについて知らせたのも、式典の数日前だった。
Duran Duran’s Andy Taylor says cancer drug has given him five more years https://t.co/HGRrRUxPjp
— BBC Breakfast (@BBCBreakfast) August 11, 2023
Ako Suzuki







