ピーター・フランプトン、最後のヨーロッパ・ツアー「座ってプレイする」

筋肉に慢性的な炎症/変性が生じ筋力が徐々に低下する難病、封入体筋炎を患っていることを2019年に公表し、ライヴ活動から身を引く前に最後のツアーを開催しているピーター・フランプトンは、この先のUK/ヨーロッパ・ツアーでは座ったままプレイするつもりだという。
彼は『Classic Rock』誌のインタビューでこう話した。「ああ……足がよくないんだ。それで、この先のヨーロッパでのツアーでは座っていることに決めた。立てないんだ。それはいま、僕にとって危険だ。演奏中は夢中になっちゃうからね、転ぶ恐れがある(笑)」
「手にも影響が出始めているけど、まだ大丈夫。僕はまだいいリックをプレイできる。でも正直言うと、不安はあるよ。(パンデミックのせいで)長いことプレイしていなかったし、病は進行している。この前(8月に開催されたバディ・ホリーの生誕85周年公演で)初めて座って演奏したんだ。すごく居心地よかった(笑)」
フランプトンにとって最後になると言われるUK/ヨーロッパ・ツアーは当初、2020年春から開催予定だったが、パンデミックにより2年以上延期され、今年11月に8公演が開かれることとなった。彼はその後、1月にジョー・サトリアーニ主催の<G4 Experience>に出演する予定。
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— Classic Rock Magazine (@ClassicRockMag) September 16, 2022
Ako Suzuki







