ジューダス・プリースト、<ライヴ・エイド>出演はザ・フーとのバーター?

Photo by Justin Borucki
ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード(Vo)が、1985年に開催された20世紀最大のチャリティー・コンサート<ライヴ・エイド>に出演したときのことを振り返った。
ヘヴィ・メタル界から出演したのは、彼らとブラック・サバスだけだった。それについて『Classic Rock』のインタビューで問われたハルフォードは、こう答えた。「そして、俺ら両バンドともフィラデルフィア(JFKスタジアム)でプレイしたんだ! 皮肉だろ? (英国ロンドンの会場)ウェンブリーにはその日、メタル・バンドはいなかった。おかしいよな?! 当時、ビル・カービシュリーが俺らのマネージメントをしていて、主催者側からザ・フーに出演してほしいって話があったんだ。ビルは振り返り、こう言ったんだよ。“オーケー。だが、ジューダス・プリーストもだ”って。ボブ・ゲルドフは俺らのことを知ってた。だから、問題なかった」
「ブリティッシュ・ヘヴィ・メタルの突出した2バンドがアメリカのスタジアムでプレイし、世界に向け発信されたのは、メタルにおける画期的な出来事の1つだった。俺ら(の音楽)が誰かのリビングルームで聴かれたのは、初めてのことだった! 俺はその日のほとんどを、オーディエンスと一緒にヘッドバンギングしたり叫んだりしながら過ごしてた。“マドンナ! ミック! プランティ! ジミー!”ってさ。偉大なアーティストだらけで、一生に一度のイベントだった。俺は、その場にいたんだ。そこにいたんだよ!」
ジューダス・プリーストはこの日、「Living After Midnight」「The Green Manalishi (With the Two Prong Crown)」「You’ve Got Another Thing Comin’」の3曲をプレイした。
Judas Priest’s Rob Halford: “We’ve never made another record like British Steel and never will” https://t.co/MQ7C2mEk0U
— Classic Rock Magazine (@ClassicRockMag) March 2, 2022
Ako Suzuki







