スティーヴ・ハウ「キング・クリムゾンはプログレの王」

イエスは、プログレッシヴ・ロック・バンドが台頭した時代、ジェネシスやエマーソン・レイク・アンド・パーマー、キング・クリムゾンらをリスペクトしており、ギタリストのスティーヴ・ハウはキング・クリムゾンを「プログレの王」と表した。
ハウは、『Rock Cellar』誌のインタビューで、70年代競合していたプログレッシヴ・ロック・バンドの中でお気に入りを問われると、こう答えた。「僕らはジェネシス、そして当然、ELPをリスペクトしていたが、僕はキング・クリムゾンだと言わないとね。キング・クリムゾンはいわば、プログレの王だった。理解するのは容易ではなく、時として“20世紀のスキッツォイド・マン”のようにかなりアグレッシヴな音楽もあったから難があるバンドだった。彼らの音楽はあらゆる次元を包括していた」
「クリムゾン、それにELPをイエスは常にリスペクトしていた。ジェネシスに関してはあまり気にかけていなかった。僕らの新作の参考にしようと、家で彼らのアルバムを聴くなんてことはなかったよ。彼らの影響は受けたくなかったからね。ジェネシスがそっちに行くなら、僕らはあっちに行くだ(笑)」
プログレッシヴ・ロック・バンドの中で最も多作なイエスは今年10月、通算22枚目のスタジオ・アルバム『The Quest』をリリース。ライブ・アルバム、ベスト盤を含め16作目の全英トップ20ヒットとなった。その中で、『Tales From Topographic Oceans』(1973年)と『Going For The One』(1977年)が1位を獲得している。
“It was vital to me that the whole quality of every ingredient was right. And across eleven titles of 60 minutes, we didn’t scrimp anywhere.”
Read Steve Howe’s interview with Ken Sharp for @RockCellarMag now at: https://t.co/zV2H7YbVe9 pic.twitter.com/IJC8YedKzw
— YESofficial (@yesofficial) December 10, 2021
Ako Suzuki







