ザ・ウィークエンド、広告に憤慨しH&Mと絶縁
ザ・ウィークエンドが、スウェーデンのアパレルメーカーH&Mの広告写真に憤り、同社とは二度と仕事をしないと通告した。
H&Mは最近、黒人の小さな男の子が「COOLEST MONKEY IN THE JUNGLE（ジャングルで最もかっこいいモンキー）」と描かれたパーカーを着た写真をオンラインストアに掲載していた。
これに対し、ザ・ウィークエンドは「朝一番、この写真にショックを受け、恥ずかしく思った。僕はひどく腹を立てており、@hmとはもう仕事をしない…」とつぶやき、抗議した。
woke up this morning shocked and embarrassed by this photo. i’m deeply offended and will not be working with @hm anymore… pic.twitter.com/P3023iYzAb
— The Weeknd (@theweeknd) 2018年1月8日
ザ・ウィークエンドはこれまでH&Mのモデルを務めたり、マーチャンダイズを販売してきた。
ディディも、問題の一文を「COOLEST KING IN THE WORLD（この世界で最もかっこいいキング）」と描きかえたイラストをSNSに投稿し、「リスペクトしろ！」と怒りを表明している。
Put some respect on it!! When you look at us make sure you see royalty and super natural God sent glory!! Anything else is disrespectful. pic.twitter.com/QVaxgngwh1
— Diddy (@Diddy) 2018年1月8日
H&Mには人種差別だと抗議の声が殺到しており、同社は写真を削除し、「この写真が撮られたことを大変申し訳なく思います」「このような間違いが二度と起きないように調査するつもりです」と謝罪の声明を出したが、間違いでは済まされないとの指摘も。
— H&M (@hm) 2018年1月9日
同社のオンラインストアには、白人の男の子が「ジャングル・サバイバル専門家」と描かれたパーカーを着用した写真も掲載されていたという。
Ako Suzuki
