ビヨンセ、モハメッド・アリ・レガシー賞のプレゼンターに

火曜日(12月5日)、アメリカのスポーツ誌『Sports Illustrated』主催の<2017 Sportsperson Of The Year Show>がNYで開かれ、ビヨンセがプレゼンターとしてサプライズ出演した。
ビヨンセは、長年に渡りスポーツマンシップの模範に徹し、世界に影響を与えた選手へ贈られるモハメッド・アリ・レガシー・アワードを今年の受賞者、アメリカンフットボール選手のコリン・キャパニックへ授与した。
キャパニック選手は、「人種差別がまかり通る国に敬意は払えない」と、2016年8月、試合前の国家斉唱で起立するのを拒否し膝をつき、人種差別に抗議した。
ビヨンセは「ありがとう、コリン・キャパニック。あなたの無死無欲の心、強い信念、個人的な犠牲に感謝します。コリンは結果や反響を恐れず、世界が良くなることだけを願い行動を起こしました。認識の変化、そして私たちがお互い、とくに有色人種に対しての待遇の仕方を変えることを願い」と、キャパニックの言動を称えたという。
.@Beyonce presents Colin Kaepernick with SI Muhammad Ali Legacy Award https://t.co/bBNRLOyK9T
— Variety (@Variety) 2017年12月6日
Thank you very much to Sports Illustrated for the honor of the Muhammad Ali Legacy Award. I am humbled and honored to share this with the people.
????: @KarlFergusonJr pic.twitter.com/EtgoCXmu9l
— Colin Kaepernick (@Kaepernick7) 2017年12月6日
キャパニックは2016年のシーズン終了後、サンフランシスコ・フォーティナイナーズを退団。フリーエージェントとなったが、いまだ名乗りを上げるチームは現れていない。
Ako Suzuki