ハリー・スタイルズの共演者「クリストファー・ノーラン監督が彼を選んだのには理由がある」

俳優キリアン・マーフィーが、クリストファー・ノーラン監督の最新映画『Dunkirk』で共演したワン・ダイレクションのハリーを称えた。
それまでワン・ダイレクションの作品以外長編映画に出演したことがなく、演技の経験もほとんどないハリーが起用されたのは、話題作りだと考える人も少なくなかったが、マーフィーいわく「ノーラン監督は彼の才能を見越しており、彼を抜擢したのには理由があったはずだ」という。
マーフィーは英国の雑誌『Radio Times』誌のインタビューでこう話した。「ハリー・スタイルズは素晴らしいよ。僕とハリーの共演シーンは少なかったけど、一緒の時間を過ごし、僕は、彼は素晴らしい、素晴らしい青年だって言わざるを得ない。すごく面白いしね」
「それ以上に、クリストファー・ノーランは彼の才能を見越しており、ハリーを選んだのには理由があったはずだ。ミュージシャンから演技の世界に入った人達は長年に渡りたくさんいる。僕もそうだ。彼はあの役にピッタリなんだと思う。僕はこの点においてはクリス(・ノーラン)を信じている」
共演者でハリーを称賛しているのは、マーフィーだけじゃない。ベテラン俳優マーク・ライランスも、ハリーを若いころのショーン・ペンにたとえ褒めていた。
『Dunkirk』は第ニ次世界大戦中、ダンケルクの戦いにおける連合軍の大規模な撤退作戦(ダイナモ作戦)を描き、トム・ハーディ、キリアン・マーフィー、ケネス・ブラナー、マーク・ライランスらが出演。『ライオン・キング』や『ダークナイト』でアカデミー賞を受賞したハンス・ジマーが音楽を担当する。2017年夏の公開が予定されている。
Ako Suzuki







