【スペシャル対談】GACKT×DJ KOO「その裏に何があるのか、かっこいいのはなぜなのか」

GACKTの楽曲で彩られたCLUBMIX ALBUM『GACKTRACKS -ULTRA DJ ReMIX-』が7月1日に発売となる。世界を股にかけ活躍する日本のTOP DJたちとGACKTによる異色コラボアルバムだ。ヘッドライナークラスのDJたちがGACKTサウンドをリミックス、新たな展開を予感させる『GACKTRACKS -ULTRA DJ ReMIX-』の完成度は、GACKTをも震わせる珠玉の一枚に仕上がったようだ。
ここでは紹介するのは、『GACKTRACKS -ULTRA DJ ReMIX-』発売記念、GACKT×DJ KOOのスペシャル対談である。
──そもそも2人は以前から面識はあったんですか?
GACKT:全然ないです。音楽番組でお見かけしたことはありましたけど、そこで仲良くなるということもないので。だから、まさか今回KOOさんがリミックスを引き受けてくれるとは…光栄です。
──KOOさんは、GACKTさんにどんな印象をお持ちですか?
DJ KOO:このリミックスをやってから、すごくハマってしまって(笑)。
──それはどんな風に?
DJ KOO:とにかくかっこいいし、すごい。(GACKT楽曲に対して)愛が生まれましたね(笑)。
GACKT:(爆笑)…嬉しいですね。それまでどれだけ悪い印象だったのか聞いてみたいですけど(笑)。

──GACKTさんは、KOOさんに対してどうですか?
GACKT:正直プライベートは全く知らないから、外身だけで言えば、寡黙で怖い人って印象ですよ。でも、今回リミックスを受けてもらって、できあがった音を聴いたときにはびっくりして。こんな風になるんだっていうのと、曲を何度も聴いてくれたんだなっていうのが伝わってきましたよ。以前から付き合いがあるわけでもないのに、ここまで愛情を注いでくれるってことが本当に嬉しくて。
──KOOさんは、最初このお話を聞いたときはいかがでした?
DJ KOO:ダンス系のアプローチをしたアルバムを出すってことが、すごく興味を持ちましたね。
──リミックスのイメージはすぐに浮かんできました?
DJ KOO:何曲か曲を聴かせてもらって、それを聴いてみるとどれもあるべきものがちゃんとあって、これはこれで完璧。最初はそう思いましたね。そこからリミックスとなったときに、まずはダンスミックスするにあたって僕は常に新鮮じゃないといけないと思うので、今回は4つ打ちのGACKTを作ってみたくて。それをやるには一番「CLAYMORE」がよかった。
GACKT:ボクは最初、「CLAYMORE」なの?って感じで。この曲をリミックスするって聞いたときは、ここをチョイスするのか…と驚きましたよ。どうなるのか想像できないというか、全くわからなかった。実際に音を聴いてみると、予想を遥かに越えたものがきたから、ご本人を前に失礼ですけど、DJってすごいんだなって何度も言っていた記憶がありますよ。






