アリス・クーパー「カバー・アルバムには驚きのゲストがいっぱい」

アリス・クーパーが、ドアーズやジミ・ヘンドリックス、ジョン・レノン、ザ・フーなどの70年代の曲をカバーしたといわれるニュー・アルバムについて語った。曲の出来も楽しみだが、ゲストもスゴイらしい。

彼は先週、<Sweden Rock Festival>の記者会見でこう話したという。「リリース日はわからない。完成している。アルバムは完成した。誰がプレイしたのか、なんの曲が収録されるのかは教えられない。秋、もしくは来年の初めまでリリースしないだろうから」
「アルバムはある。完成し、出す準備はできている。ラインナップにはビックリするぜ。このアルバムに参加している奴らには」
アルバムにはカバーだけでなく、ニュー・トラックも4~5曲収録される予定だという。
クーパーは以前、カバー・アルバムを作ることになった経緯をこう話していた。「プロデューサーのボブ・エズリンから“君はロックンロール・シンガーだ。たまには、君が別の人の曲をやるのを聴けたら素晴らしいと思うよ”って言われたんだ。ただカバーするんじゃ面白くないってことになり、ボブが“君がLAで一緒に飲み歩いてた人達、いわゆる“Hollywood Vampires”の中でもう亡くなっている人達に限ろう”ってアイディアを思いついたんだ。ジム・モリソン、ジミ・ヘンドリックス、スモール・フェイセズの何人か、ハリー・ニルソン、T・レックス…、みんな俺の飲み友達だった」
「“All My Dead Drunk Friends(俺の死んじまった飲み友達)”ってタイトルがいいな。無礼なもんだが、この連中ならわかってくれる。ユーモアのセンスがあるからな。こんなタイトルになるって言ったら、彼らは死ぬほど笑うだろうよ」
アリス・クーパーは現在、ヨーロッパ・ツアー中。その後、モトリー・クルーのラスト・ツアーに参加する。
Ako Suzuki, London







