ロニー・ウッド「スラッシュにギターを教えたのは俺だ」

2010.04.22 09:34

Share


現在のギター・レジェンドの1人であるスラッシュにギターを教えたのは、ローリング・ストーンズのロニー・ウッドだったそうだ。

ウッドはAbsolute Classic Rockラジオでこう話した。「スラッシュ。あいつはガキのころ、俺がギターをプレイしてる様子を盗み見てた。だから、リックを教えてやったんだ」

ウッドが子供だったスラッシュをどのように知ったかは不明だが、英国人の父を持つスラッシュは11歳まで英国に在住。デヴィッド・ボウイをはじめとしたミュージシャンや俳優のコスチューム・デザインを手がける母とニール・ヤングやジョニ・ミッチェルのアルバム・カヴァーを制作したデザイナーの父を持つ彼だけに、幼いときからウッドとの交流もあったのかもしれない。

教え子だったスラッシュもいまでは名プレイヤー。最近は、逆にウッドが彼から教わることがあるという。「あいつからリックを習うことがあるよ。いいことだ。彼は一緒にプレイするには最高だ。インタラクティヴで、一緒にプレイするにはもってこいだ。奏でることができるんだ。ボビー・ウーマックやキース・リチャーズと一緒にプレイするときのように。スラッシュは才能豊かだ。俺のニュー・アルバムでもプレイしている」

ロニー・ウッドのサイトによると、彼は間もなくソロ・アルバム『I Feel Like Playing』をリリースするという。ウッドは最近、クラッシック・ロックを専門とするAbsolute Classic Rockでレギュラー番組『The Ronnie Wood Show』をスタートした。

Ako Suzuki, London