ジェフ・ベック、新作は「ものすごいリスク」
この春、7年ぶりのニュー・アルバム『エモーション・アンド・コモーション』をリリースするジェフ・ベックが、新作について語った。オーケストラを多用した同作は「リスクをはらんだ」ものだという。
彼はBillboard.comにこう話している。「ものすごいリスクだ。できるだけ、みんなが理解できるようにプレイしたと思うよ。ファンを失うかもしれない。新しく得るかもしれないが」
収録トラック10曲のうち9曲でオーケストラをフィーチャー。アルバム・タイトルでもわかるようにこれまで以上に「エモーショナルなレベルでプレイしている」そうだ。
ジェフ・ベックは先週、エリック・クラプトンと一緒のロンドン公演を終了。今週、北米公演をスタートする。そして10月にはUKでソロ・ツアーを行なうことを発表したばかり。66歳になる2010年も精力的に活動していくようだ。
2009年、ヤードバーズに続きソロでロックの殿堂入りを果たしたジェフ・ベックは、2010年、「A Day In The Life」(最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス)で5度目のグラミー・アワーズを受賞した。
『エモーション・アンド・コモーション』は3月24日のリリースが予定されている。
Ako Suzuki, London







