オーガニックな音楽を紡ぐ佐藤礼央が3部作を完結

琴線に触れるメロディー・メーカーとして数多くの楽曲を生み出し続ける作曲家・佐藤礼央が、2010年3月15日(月)に、アルバム『Be Honest/黄金の羊』を配信する。今作は、2009年10月から始まった3部作シリーズの最終章としてリリースされる。
佐藤礼央はCM音楽を中心に、Louis Vuitton、ISSEY MIYAKE等の音楽で活動してきた作曲家。生楽器と最先端のデジタルを融合したサウンドで、独特の世界観を表現するアーティストだ。特筆すべきは、ピアノとサウンドスケープを駆使した音の情景描写で、その穏やかなサウンドは、生活の一部に溶け込み、彩りを与える音楽を提案してくれる。音と音の間に感じる“空間”が、今の時代のゴチャゴチャとした窮屈さ、忙しい日常から解き放ってくれる感覚を提供してくれる。
2009年11月にリリースされた3部作第1弾『She will still keep dreaming./それでも彼女は夢を見続ける。』は、iTunesのエレクトロニック部門で初登場3位を獲得、続く第2弾『A breeze and the green warmth /風と緑のぬくもりを』は、同チャートにて3週連続10位圏内をキープ、好調な売上を記録した。

そして、満を持してリリースされる待望の3部作の最終章である『Be Honest/黄金の羊』。音楽の新しい時代を予見するかのような説得力のある佐藤礼央らしい仕上がりとなっている。
深夜の長電話をイメージさせる電子音が印象的な「Satellite/永遠に続く夜」、カリンバや民族楽器を使った「Night sky/空飛ぶ魔法使い」などは、来たるべき音楽の新しい時代を予見するかのような説得力を感じさせる。中でも、美しい旋律が際立つ「She smile with the sun / 彼女の声」、「Head over heels ピアノを弾く女」のピアノ連弾は必聴だ。
4月には、未発表音源やPVなどを含んだフルアルバムがリリースされる。