Nocturnのキーボード版はFATAR製鍵盤搭載で25鍵/49鍵モデル

エムアイセブンジャパンは、イギリスNovationのUSB接続MIDIキーボード/コントローラー「Nocturn Keyboard」を11月21日より発売する。操作性の高さで人気のあるコントローラー「Nocturn」の機能をベースにした製品で、25鍵モデルと49鍵モデルをラインナップ、高品位な鍵盤を搭載したMIDIキーボード/コントローラーとなっている。
「Nocturn Keyboard」のベースとなった「Nocturn」はプラグインのつまみやフェーダーをマウスでクリックするだけでアサインできる「スピードダイアル」、8つのタッチセンシティブ対応のロータリーエンコーダーを備えたMIDIコントローラー。「Automap」機能によりアプリケーションに合わせて自動的にパラメーターをアサインされるほか、自由度の高い設定が可能なのも特徴だ。その「Nocturn」の機能をベースに鍵盤を加えたのが今回の「Nocturn Keyboard」となる。ただし「Nocturn Keyboard」は単にNocturnのキーボード版というわけではない。
「Nocturn Keyboard」の鍵盤には、世界的に評価の高いイタリアFATAR社製の鍵盤を採用。低価格なMIDIキーボードでは得られない安定した演奏感を実現している。もちろん、ベロシティセンシティビティ、アフタータッチ搭載で、単なるPC周辺機器ではなく、鍵盤楽器を演奏している感覚が得られるようになっている。
鍵盤以外のコントローラーの充実も注目だ。まず、8個のドラムパッドの搭載。当然ベロシティ付きで、ドラムパターン制作に正確なトリガーを約束する。
さらに8個のトリガーパッド、8個のダイアル、14個のボタン モジューレーションホィール、サスティン&ペダルコントローラを装備。それらすべてにおいて、MIDIのアサインが自由に行える。
さらにうれしいのが、パラメーターの状態の確認がしやすい各種ギミックの存在だ。ボタンは暗い場所でも視認性の高いLED/自照式ボタン。8個のエンコーダー部のそれぞれに11セグメントのLEDゲージを搭載、PCの画面と本体のLEDレベルゲージを同期し、どのポジションでもパラメータを視認することが可能となっている。
PCとの接続も簡単だ。電源はUSBバスパワー供給で、コンピューターをシャットダウンすることで自動的にノクターンキーボードも電源がOFFになるようになっている。
「Automap」機能はKeyboardでも健在だ。Novation が独自に開発した最新の「Automap」ソフトウェアにより、Pro Tools、Logic、Cubase、Sonar、Live、Reason、Recordといった主要なアプリケーションのコントロールに加えて、Audio Units/VST/RTAS/TDMプラグインにも対応。パラメーターの自動アサインと、簡単なステップでのカスタマイズが各社の音楽制作ソフト/DAWで利用可能となっている。
◆Nocturn 25
価格:オープン(市場実勢価格30,000円前後)
◆Nocturn 49
価格:オープン(市場実勢価格40,000円前後)
発売日:2009年11月21日







