活動10周年を迎えたスネオヘアーが語る、長く活動する秘訣とは?

9月30日に、初のベスト・アルバム『ベスト』をリリースするスネオヘアー。風呂上りに鏡に映った自分の髪型から、フッと思いついたという“スネオヘアー”という名前だが、そんな冗談みたいなアーティスト名とは裏腹に、ポピュラリティに溢れた洗練されたグッド・メロディを紡ぎ続けて、2009年で活動10周年を迎える。
BARKSでは、この『ベスト』の完成に至る10年間を振り返る、スネオヘアーのロング・インタヴューを敢行。すると、華々しく迎えたかに思われたメジャー・デビュー直後の意外な現実、レコーディング・スタジオでの惨事、シングル・ヒット連発の裏にあったプレッシャー、そしてプライベートでの四方山など、予想外の紆余曲折のエピソードが次々と明かされることになった。
◆スネオヘアー、祝・生誕10周年!初のベスト・アルバム『ベスト』発売記念特集
そして、「音楽家・スネオヘアーと、生活人・渡辺健二の違い」について話が及ぶと、「家に帰ったら、普通のパパだったり、普通のおっさんだったりしますけど。僕は常に低空飛行で、すぅ~っと生きてます(笑)」という彼独特の言葉で、長く活動を続ける秘訣が語られた。
「100万枚とか売れて、スネオヘアーという名前が国民的なものになったら全然違うと思うんですけど。変わらずに身軽ですからね」といって笑うスネオヘアー。飄々としていて、自然体。しかし、その中心はつねにブレることのない音楽への確信に満ちている。
そんなスネオヘアーがこの10年間に世に送り出した楽曲たちの中から、選りすぐりの名曲たちが収録された『ベスト』は、単なるベスト・アルバムではなく、至宝の名曲集といえる名盤だ。コレは、買いです。







