ヴィジュアル系がメイクをとった。圭が雑誌で素顔を公開

先ごろ再出発を発表したヴィジュアル系バンドkannivalismのコンポーザー兼ギタリストで、現在ソロ活動を展開している圭のノーメイク写真が初めて公開されることになった。
これは、9月19日に発売される雑誌『ROCKIN’ON JAPAN 10月号』のインタビューに臨んだ際、「あくまでもkannivalismの圭ではなく、クリエイター圭として、飾らぬ姿で出たい。」という本人の思いから実現したものだ。
圭はkannivalismの活動休止以来、ソロ活動を展開。とはいえ、俗にヴィジュアル系と呼ばれるバンドのメンバーがノーメイク姿を大々的に公開することは大変珍しいことであることは確かだ。
そんな、圭が飾らぬ姿で9月30日にリリースするミニアルバム『for a fleeting moment.』は、既存のポップ、ロックというワードだけではカテゴライズできないエクスペリメンタルなサウンドが魅力。ポストロックを牽引してきたロックとエレクトロニカの有機的な融合。90年代のシューゲイザーサウンドの発展型、エレクトロニカ、クラブミュージックとの融合から派生したネオ・シューゲイザー、ニューゲイザーといった洋楽ムーブメントの影響を受けたサウンドメイクが施されている。
音楽だけではなく、シュールレアリズムをテーマに構成されたアートワークも含め、丹念に作りこまれた、圭の最新作。ヴィジュアル系が素顔で見せた渾身の力作を感じてみてほしい。