plane、人をやさしく包み込む歌のコトバを聴かせるミニアルバム『Airport City 82』リリース大特集
plane 最新ミニアルバム『Airport City 82』リリース大特集

菊地:斉藤さんはずっとライヴでもやってもらってるので、もう一緒にやるのが当たり前な感じですね。斉藤さんってロックな人なんで、同じこと弾かないんですよね、セッションでやったアレを弾いてほしいって言ってるのに(笑)。でも斉藤さんに弾いてもらったことで、曲が想像してたように仕上がるんで、すごくよかったです。アンダーグラフの真戸原君とは最近よく飲みに行くんですけど、あるとき、“次レコーディングあったら歌わしてや”って言うんで。「幸せになる君へ」でコーラスやってもらったんですけど、そのコーラスとか、最後のメロディは、彼が来る30分前くらいに作ったパートで(笑)。
菊地:アンダーグラフと一緒に“三都物語”というツアーをやります。それで、planeとアンダーグラフの8人でやれる曲を真戸原君と一緒に作ってるんです。真戸原君とやってて驚くのは、彼はすぐに“OK、OK”って言う(笑)。僕としては6時間くらいやって“できたーっ”というのがいいんですけど、彼は1時間くらいですぐOK。で次の日くらいにすぐメールでコード譜と歌詞のアイデアとかが来る。すごいなあと思います。
木田:いやこれも僕ら的にはカッコいいってことで(笑)。
菊地:僕がレコーディングをしてる間にほかの3人とスタッフで決めていて、僕だけ後から聞いたんですけど。
菊地:いや、その、イヤイヤやってるというか、これも優しさの形かなと思ってます。自分が不得意なことをやるのっていいなぁと。なかなかこんなことしないんで。でも“菊地くんが一番ノリノリな感じに見える”とか言われます(笑)。撮影のときは、一番イヤそうに写るよって言われてたんですけどね。
木田:乞うご期待(笑)。
菊地:ライヴといえば、今回オマケについてるライヴ映像が終わった後、この写真が出てくるんですよ。見てる人は“なんで? どうした?”ってなると思うんですね。それも僕の中では新しい優しさの形なんじゃないかなと。みんなこういうこと一度はしたらいい。したら優しくなれると思うんですね。これをしたことのある人とない人で比べたら、したことある人のほうが優しい気がする。ですよね?
全員:いや~(笑)。
取材・文●田澤 仁
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