シルバーサン・ピックアップス、人気を決定付けた曲
レニー・クラヴィッツ、レディオヘッドを抑え、新人ながら2008年1月度の月間CS洋楽チャートで見事1位に輝いたのが、USロックシーンの超期待新人シルバーサン・ピックアップス(通称:SSPU)。
日本での先行シングルはモノクロのクールなPVも印象的な「ウェル・ソート・アウト・トウィンクルズ」で、いち早く紹介したバークスでのPVも、この映像であった。
◆「ウェル・ソート・アウト・トウィンクルズ」PV
http://www.barks.jp/watch/?id=1000020543
…が、実は本国アメリカでは「レイジー・アイ」がリード曲だった。ビルボードとともにアメリカを代表する音楽チャートである業界紙「ラジオ&レコード」のチャートに、この「レイジー・アイ」が1年間かけてトップ10入りを果たしたのは、インディーズ・レーベル所属アーティストとしてはアークティック・モンキーズ以来の快挙。この異常現象を見た当時のニューヨーク・タイムズは「今年のインディ・ロックのサクセス・ストーリー」と報じ、バンドは更なる人気を獲得したのだ。
◆「レイジー・アイ 」PV
http://www.barks.jp/watch/?id=1000021099
実はこの時点で、SSPUはビルボードのヒットシーカー・チャートで4週連続1位を獲得し、米ローリング・ストーン誌の2006年注目の新人TOP10に選出、カイザー・チーフス、スノウ・パトロールなどの大物とのツアーを経て、 USロックシーン久々の大型新人の登場と噂されていたのだ。
インディーズの新人バンドとして異例の30万枚を売り上げたのには、このような背景があったのだ。
シルバーサン・ピックアップス、今からでも遅くないですよ。さあチェックを!





